義理のお姉様
あのあと、一回遅めの昼食を取るためログアウトして戻ってきました。
みんなそれぞれ現実で用事があるらしく午後はソロで行動です。
私は基本家の用事は夏休みはないので、毎日ゲームでいいでしょう。
あ、でも夏休みの宿題は速いところ終わらせちゃおう。
まあ、どうせ簡単だろうけど…。
午後はイベントの城ラスト一箇所を守るものを探しに行こう。
まあ、場所はもう大体知っているのですが…。
「よし、それじゃあ早速出発!!」
そういえば忘れていましたが、運営から追加のルールがログアウト直前に送られてきました。
内容は…
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第一回イベントギルド対抗防衛戦追加ルールについて
イベント中は一回死ぬと復活できず、待機ルームに飛ばされます。
アイテム持ち込み制限はインベントリに入る量まで。
アイテム手で持った状態でイベントフィールドに転移するとそのアイテムはイベント終了まで運営によって保管されます。
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とこんな感じ。まあ、別に死ぬ気はないし、アイテムも普段からそんな持ってないからどうでもいいけど。
とまあ、そんなことを思いながら魔王城から北方面にずっと飛んできてやってきたのは海。
天気が快晴なので太陽の光が水面にあたってキラキラ輝いています。
「アジダ・ハーカ曰くここにがいるはず…。」
そう言った瞬間…
ザッバーーーーン
「誰ですか?」
海の中から突然真っ青な鱗の所謂ドラゴンのような生き物が出てきて喋りかけてきた。
「あなたがエイシェントオーシャンドラゴン?」
「ええ、そうですよ。貴方は?」
「私は傲慢の堕天使のルシエルです。アジ・ダハーカの紹介で来ました。」
「アジ・ダハーカですか…。しばらく会ってませんねえ…。
それでルシエルはなんの用事で来たんですか?傲慢の堕天使ということはルシファーちゃんの跡取りですか…。」
「私はあなたと契約するために来ました。
4日後に異邦人たちで城防衛ギルド対抗戦イベントがあるんですけど、城の一箇所、守る人がいなくて…。
私と契約してくれませんか?」
「いいですよ。ただし、条件があります。」
「なんですか?」
「私の名はオーシャンからとってシャンなのでシャンお姉様と呼びなさい。」
「な、なんで私があなたをお姉様とよばないといけないんですか?」
「私はルシファーとは義理の姉妹という位置づけ。だから、ルシファーの跡取りである貴方は私の義理の妹、だからお姉様呼び。いいね?」
そう呼んで満足して契約してもらえるのならまあいいかあ…。
「じゃあ、シャンお姉様。私と契約してください。」
「いいわよ。私がしっかり守ってあげる。よろしくね?ルシエル」
「よろしくお願いします。シャンお姉様。」
(ああ、ルシエルが可愛すぎるんだけど…。)
シャンお姉様なんであんなニマニマしてんだろ…。
「じゃあ、ルシエル行きましょうか。」
「シャンお姉様。」
「なに?」
「そのドラゴンの姿で行くんですか?」
「ああ、これじゃあ、ちょっと不便だし…人間の姿になっておきますか…。」
シャンお姉様がそういうと、ドラゴンの身体が光って、光が収まるとそこには青いドレスを着たとても美しい女性が立ってました。
「どう?」
「綺麗だと思いますよ。」
「ふふ、ありがとう。それじゃあ、ルシエルの仲間がいるところに行こうか」
「はい。」
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あれ、ルシエルってこんなキャラだったけ?
物理系魔法使い(笑)のVRMMO日記録 連載中




