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とある精神病患者の墜落論

嗚呼、私には分からないのです

大凡人が出来る空気の読み方が

感情の機微が


思えば沢山他人を、無意識下で傷つけた気がします

沢山自分も傷ついた気がします


失う事が怖いのです 嫌われる事が怖いのです

それでも円満な言の葉は

私の手のひらから滑り落ち

また無意識下で傷つける


病気と分かれば、人は指を指し

子供は手を叩いて笑い

家族は私を隠匿したがる


誰が悪いのでしょうか

何が悪いのでしょうか


そうして私は何もしなくなり

そうして私は何も出来なくなり


見えない闇に

垂直に堕ちて行く――――――

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