第四話ダンジョンマスター、町に行くための準備をする
俺、天野和也はトラックに轢かれて死んでしまった。
だが、神の中でも一番偉い神、世界神様のおかげで異世界へ行きダンジョンマスターになってダンジョンを作っている。
この世界に来て、もう30日めだがダンジョンには誰も来ていないたまにダンジョンに動物などが入ってきてはいるがモンスターによって殺されている。そろそろダンジョンの中ですることもなくなりかけている。ダンジョンは最初にあった洞窟から上に15層、地下に10層を超える大きさになっている。どの階層も、大体10~15部屋ほどある。
そこにはゴブリンやオークなどを配置しているのだが、モンスター達はいつの間にか繁殖していて、最初に配置した数から増え続けている、これ以上増えると間引きしていかないとダンジョンからモンスター達が溢れかえってしまうかもしれない。
だが、わざわざ自分のモンスターを殺すのも面倒くさい、だけど誰もこのダンジョンのことを知らないから誰も来ない、だから少しの間ダンジョンを離れて近くの町にまで行こうかと思っている。理由は、このダンジョンのことを町に広めるためだ。
まあ、町に行く前に装備をそろえてから行くかな。
町に行くために用意したものはこれだ。
硬革の服・革のブーツ・硬革のズボン・鉄の剣…これらは一般的なかけ出し冒険者が着るような装備
後は、乾燥肉と水やバッグなど必要そうなものを用意した。
これで、町に行くための準備は出来た。
それじゃあダンジョン発展のために町まで行きますか!
そして、俺は初めてダンジョンから出たのであった。