暮す場所を作ろう③。
ジンは自分の魔法スキル構成と見つめ・・・
攻撃魔法は『無魔法』の『魔法弾』は修得済みだが
何故か遠距離攻撃魔法とはいえず『魔闘衣』の様に
魔法を纏い直接攻撃するしか使う事が出来ない・・・。
『土魔法』の『土壁』と『落し穴』や『岩壁』は修得しているが攻撃魔法と言えるかどうか・・・
どちらも冒険者が習得するには人気が無い様な・・・。
攻撃魔法は使えずとも『格闘』スキルがLv3あるから
『鉄拳』や『剛拳』で無手による攻撃が可能だしなぁ・・・
『蹴撃』は修得後に使い機会が無く朝錬の修練でしか使って無いぁ。
蹴りの方が殴るより攻撃力はあるはずなんだけど革靴が壊れそうで蹴れそう無いけどね。
魔法スキルツリーで見る限りスキルのLv上限がLv5になってるから
『土魔法』のLv5は上限と言う事なのかなぁ?
『革細工』と『銀細工』を修得とLvUpをして・・・
追加で『付加魔法』が『結界魔法』を修得すれば装備品に魔法を付加して
チコやリコの装備の向上をした方がいいしなぁ。
相変わらず2人には革の上下に革のブーツしか装備して無いし
追加で革のマント位しか2人は持ってないから
アクセサリーなどの小物に魔法を付加して護りを固めれば
明日からの『土壁』を作る時に危険を防げると思うし
ポーションの納品以外でも生活費を稼ぐには最適と考え始めていた。
この日寝る前にジンは新たにスキルを修得していく。
『革細工』『銀細工』『付加魔法』『結界魔法』を各なるLv1になる。
冒険者らしからぬスキルを修得した事により
討伐依頼向けの冒険者と言うより採取や調合向けの冒険者になりつつあった。
危険な事をするよりは生き残れる可能性が増えるし
何より戦場でも前衛より後衛からの支援要員になれば嬉しい限りなんだが・・・。
次の日は必要な食糧や調味料を購入していく。
それ以外に小物と作る為の革や銀などを購入し
暫らく街に来なくても大丈夫なほどの買い物をしていく。
野菜の種や苗も買い簡易陣地で畑を作るので色々な種類を購入する。
「野菜の苗は少ないですけど買えて良かったよ。」
「種も購入してましたが?」
「やっぱり育てるの?」
「そうだよ、簡易陣地で野菜を試しに作ろうと思ってね。」
「前に言ってた地下に畑?」
「そそ、地下なら冬期間でも寒くないしさ。」
「面白そう・・・。」
「冬が寒くないのは嬉しい。」
「雪が降らないらしいけどね。
寒さ対策はしっかりしたし美味しい物もいっぱい食べたいね。」
「川辺の近くなら『焼き魚』が食べれる?」
「大蜥蜴もいるから『串焼き』食べれる?」
「釣り道具一式も追加で買ったし
食糧や調味料もあるから食事に関しては問題無いよ。」
話を聞きチコとリコは嬉しそうにソラとシロを抱きしめる。
ソラとシロも嬉しそうにしっぽを振っているし
クロは小型になりジンの足元で話を聞き食事よりも
初めての冬を楽しみにしていた。
「布団も新調する必要があるし毛布も追加するとして・・・
毛皮の敷物は沢山あるから座る場所は温かいとおもうけど・・・。」
「毛糸のセーターは前に買ってもらいました!」
「それと毛糸の帽子と手袋もお揃いで持ってます!」
「冬の衣装は問題無いと・・・装備はどうするの?」
「それは武器と言う事ですか?」
「解体ナイフとか調理ナイフなら使った事ありますが・・・。」
「僕も武器に関しては素人だしなぁ。使いたい武器とかはあるの?」
「遠距離での攻撃がいいです!」
「私も!」
「それなら弓とか槍の事かな?」
「・・・どちらも未経験です。」
「・・・私も。」
「冬期間中に修練しようか~。
『土魔法』を習いに来る冒険者達が来るらしいしさ。」
「「本当?」」
「あぁ、若手の冒険者達が来るらしいから一緒に修練すればいい。
ギルド職員も一緒に簡易陣地へ来るし教えてもらえれば良いと思うよ。」
「それなら武器も揃えたいです。」
チコとリコから何かを欲しいと言われるのは初めての事なので
ジンは嬉しそうにチコとリコの頭を撫でながら
「それなら武器屋へ行って弓と槍を買おう。
予備も含めて購入すれば壊れても何とかなるでしょ。」
「いっぱい練習します。」
「ジン兄さんと一緒に戦えるように頑張る。」
「そかそか、嬉しいけど出来れば僕の後ろでクロ達を護って貰いたいな。
戦いながらでは限界があるからね・・・。」
「わかった頑張って護る!」
「みんなを護る!」
「それなら僕も全力で戦える。」
武器屋で弓と槍を購入し少しだけ冒険者として装備を揃えていく。
揃えていくのだがジンの装備は未だに革の上下に革靴だったりする。
弓を肩にかけたチコと槍を手にしたリコは冒険者っぽく見える。
それを見てジンも何か装備した方がいいのではと考え始める。
考えながら武器を装備しても殴るしかないから邪魔になるなと思い
殴りに耐えれる武器は無いかと武器を探していくと
革製の手甲があり革手袋と一体型になっていて
攻撃と防御を賄える作りになっていた。
「あの、これは手甲ですか?武器ですか?」
ジンが手にした物を武器屋の亭主に聞くと
それは新人の職人が作った試作品と言う事で武器なのか防具なのか不明と言う事だった。
「武器にするには革製で攻撃力が無いし
防具にしては革の手甲と言う事でギリギリ野犬の攻撃に耐えれるかどうか・・・。」
「革手袋の一部を補強する事は可能ですか?」
「この店では無理だな。
今いる職人では革を扱える職人はいないし
それを作った新人は春頃に引退して街を離れたらしいし・・・。」
「なら自分で補強するとして・・・。」
ジンは店での補強が無理だと知り亭主から補強に関して教えて貰う事になる。
どこを補修し何で補強するかを事細かに相談し
必要な物を多めに購入し武器屋を後にする。
チコとリコの欲しい武器を購入し
ジンの専用装備?の革の手甲を購入する。
革の手甲を装備したジンは「これで冒険者らしくなった。」と喜んでいたが
チコ達には何故に武器屋で防具を買ったんだろうと首を傾げていたのだが
嬉しそうに手甲を見つめているジンが嬉しそうにしているので
「ジン兄さんカッコいいです。」と褒めるのだった。
ソラやシロにクロも嬉しそうに手甲を装備していたので
嬉しそうにしているジンをニコニコしながら見つめていた。
「さて、必要な物は買いそろえたし出発しようか~。」
「「はい!」」
『『『おぅ!』』』
街を出てからクロを3mの大きさになってり荷台を取り付けて南東へ向け駆けだす。
ジン・チコ・リコがクロの甲羅の幼木に寄りかかるように座り
ソラとシロがチコとリコが抱きしめている。
荷台は改造を重ねて今では幌馬車並に大きくなり
6mx2.5mの広さがあり半分以上を調理場に改造され
荷物を運ぶというより調理場完備の宿屋になっていた。
「簡易陣地は『土壁』に囲まれてあるから今夜は荷台で寝る事になるかなぁ。」
「焚き火を囲んで寝たいです!」
「簡易陣地でも焚き火を囲みたい。」
「そうだな、焚き火が出来る小屋を作るのもいいかも。
小屋建てで暮らすなら街での暮らしより面白く生活したいし
みんなで相談しながらやって行こうか~。」
「「はーい!」」『『『はーい!!』』』
夕方までに南東の簡易陣地予定地に到着し
『土魔法』で荷台を囲み追加でトイレとお風呂を作り上げ
ギルド裏で作り上げた簡易陣地以上の物を数時間で完成させ
晩ご飯は焚き火を囲み『焼き魚』や『串焼き』を食べていく。
クロも通常の大きさになり寛いでいるし
ソラとシロもチコ達からお腹いっぱい『串焼き』を食べさせて貰い
今はクロの甲羅の上で仲良く眠り始めている。
ジンはMAPを展開しながら果実酒をちびちび飲み
周囲に危険が無い事を確認してからチコとリコにお風呂に入る事を勧める。
2人がお風呂に入っている間に『土魔法』で焚き火を囲う様に大きめの小屋を作る。
煙が部屋に充満しないように煙突を中央に取り付け
暖炉の周囲に魔法でイスを作ったりしていく。
暖炉部屋で寝ても大丈夫な様に魔法で簡易のベットを作ったが・・・
快適過ぎて全員でこの部屋で寝る事になりそうな気がしている。
「焚き火の温かさの影響で寝るには最適な気がしてきた。
ポーションを作成する部屋は・・・・後で作ればいいか。」
身体を休める部屋は完成したし仕事する部屋は・・・。
「仕事部屋は冬期間前に完成すればいいかな。」
ジンは新しくスキルを『革細工』『銀細工』『付加魔法』『結界魔法』を修得する。
ジンは新しい装備を手に入れた。
ジンは『革の手甲』を装備した。
チコは新しい装備を手に入れた。
チコは『初心者の木の弓』と『木の矢』を装備した。
リコは新しい装備を手に入れた。
リコは『初心者の片手槍』を装備した。
簡易陣地の建物は荷台を囲む寝室とトイレとお風呂と焚き火部屋の4部屋になる。
追加で次々に部屋を増やす予定。




