53.
・・・・あぁ、なんだろう、物騒なのしかいないような気がしないような気がしないでもないよな。
「ある程度力を持った魔物の森に通常で散開させる魔物より上位種であまり討伐しても旨味もなく、厄介なものか・・・」
旨味はあるのもあるけど、旨味があるだけの分だけのちゃんとした厄介なものもあるんだけど・・・
「森に放つとしてもそれを守れるだけの戦力を周囲にやる必要があるよな・・・」
ゴブリンやコボルトなんて下位の定番みたいなものばっかりを守りにおけば見つかれば即殺くらいになるのだろうかな・・・いや、きっとそれ単体が強かったとしても買えたとしても幼生だからな・・・はぁ・・・
「匂い消しを服用するようなもんを作ってしまった俺が悪いし、あれもなしなんだよな・・・」
一方的な虐殺というかそういう罠に気づかないようになってしまって、罠にはまってしまったら、面白くないし、それが自分で作った罠をかいくぐるためにそれを使用していたとしても、それのせいでこれに気づかないっていうのはそれはさすがにな・・・という部分が思わないでもないけど、中には匂い消しなんていらない!俺はこれをつけたまま採掘するぜ!なんて頭のおかしい連中がいたりもしたが、上で生活している住人や商人、同業であるはずの冒険者や、ギルドにも白い目で見られてていていつの間にかここに来なくなったしな。
それ以外で見かけて採掘しているやつらはだいたいが匂い消しを服用してから、コボルトを警戒しながら、ある程度の量をいつも地上へと鉱石を持って行っている。
逆に匂い消しを服用しているとすれば、あれもないよな・・・まぁ、副次的に、服に着きそうな気がするよな・・・その匂い消しが切れた後に起こる大惨事・・・これも泥のほうではいいかもしれないけど、森では違うような気がするんだよな、好物も森で意図的に用意できるようなもんじゃないし、爆発したらこっちのほうが大惨事になるような全焼的な意味で・・・
鳥のほうは戦闘能力的にはあんまりないし、候補から外して・・・熊か・・・熊か・・・森に他に召喚する奴絶対襲われるよな・・・こいつも候補から外しておくか・・・
これは召喚した後にちゃんと育てられるか心配だな・・・瘴蟲を与えるにしたって増えるんだよな。絶対足りなくなるよな、うん、外そう。
やっぱり森の中に隠すには木かな・・・やっぱりそれとそのあとに紹介されてた魔物でいいかな。
候補をかきかき・・・