37.
あの五人組のダンジョン探索から少し経った頃にまた冒険者たちがやってきた。
今度は猫耳など獣人族らしき姿はなく、しかも、全員男の5人組だった。
一人だけ背が少し低く、横幅的にずっしりしている者がいたが・・・それにしても
華がない・・・・
そんなことを考えているほどの余裕があるのは・・・
そうさ・・・対戦ゲームで負けすぎて悟りを開いたのさ・・・
もうなんかね・・・ゴールしてしまってもいいんじゃないかというぐらいにこのダンジョンコアから見る光景が現実味しないんだよね。
何度見ても自分の使っているキャラのHPバーが0なんだよね・・・・
ダンジョンコアから出てくるお菓子や飲料、ゲーム、パソコン、それに色んなモンスターたち
まぎれもなく俺が食べ、飲み、やり、起動音を響かせ、そして触れる・・・・
そして対戦ゲームの敵キャラは安いほどに高難易度であれ?これ?えぇ・・・なに、ジャンプからつなげる?!はぁ!!???いや、おい、防御!!あ・・・死んだ。
と何もできずにやられる・・・そうさ、一番安いからっていつもはやらない対戦型のゲームを買ったんだよ・・・・負け続けるし、もう少し弱いのなら俺でも勝てるんじゃないかな?と希望をもって上から三番目くらいの買ったんだよ?一番最初のは10番目で一番安くて、一番難しい奴だよ・・・
まぁね・・・3でも勝率3割でね・・・やっているうちに悟りを開いて、気づけば●狼なんて心理ゲームや、ギャルゲーに走っていたね・・・・
そんなことはどうでもいいダンジョンの話をしろ?
ハハハ・・・・いや、まぁ・・・うん五人組だよな
前の冒険者たちが地図を描いて進んでいたのがこの冒険者たちにわたっていたのか、階段まですぐに行き・・・ゴブリンたちが倒されていったんだけどね・・・
6階層からは5人組のうちの4人は何かを飲んでいて、マリウスに聞いたら『匂い消しじゃないですかね?あれの対策だと思いますし・・・ん~こっちのダンジョンでも1~5階層に軽めの匂い消しを入手出来て、ボスの宝箱で出させてから下に行かせるっていうのだと思いますね』って言っていた。
その通り5人のうち1人だけが顔をしかめ、鼻をふさぎながら例のあの薬らしきものを飲んでいた。
そして、5人はダンジョンを進んでいき、そしてドワーフが見つけやすいように細工をしていた鉱石を見つけて、10階層のコボルトのボスまでやってきた・・・・
そして11階層に降りていったら、ドワーフが歩きにくそうに顔をゆがめて、少し進んだ時に5人で話し合っている様子が見られ、11階層から10階層に歩みを変えて・・・帰還していった。
これ以降話をあんまり考えてないから人●やりながら、ゆっくり読専は投稿していきます~