4.
彼が冒険者来いやーと心の中で思いながら、ソリティアをやっていたころ
アルベルト王国の山部
そこを五人の盗賊団が歩いていた。
「姐さんなんとか騎士団から逃げ出せましたけど、これからどうしやしょう」
そうひょろい男性がその赤髪の女性が男の背はありそうな大剣を突き出して言った。
「そりゃ、もちろん、盗賊団をまた作り直して、商人やアホな冒険者どもをぶっ殺して、荷物を奪って、また1から大きくすんだよ、こんな山を通るのは弱い冒険者か駆け出しの商人くらいだからね」
そうこの山の付近には小さな村がいくつかと、そんな経験値が渋いモンスターや質の悪い銅鉱石などしかとれないなんとも旨味がない土地であった。
それからはあまり話さずにどこか人に見つからずに隠れ潜めるような場所を斥候職のなんとも気味の悪い男が見つけた。
「ここの洞窟だけなんだか、瘴気が濃くないですかい?」
普通の人間が瘴気を感じるのはこの世界では普通のことだが、斥候職の元冒険者の彼だからこそ、気づけた、ここがダンジョンなのではと
「ダンジョン?無理無理、あたしらはベテランな冒険者じゃないんだよ、すぐに死んじまうよ」
そう赤髪の彼女が言った。
「でも、俺ここら辺の村出身で前の年まではここらへん村から逃げ出すとき通りましたけど、こんなのありませんでした」
一番新入りがそう声をかけてきた。
「なら、このダンジョンは若いのか、なら行こうか、ダンジョンコアさえ手に入れば、一生分の金が手に入るからね」
そう彼らは濁った瞳でダンジョンへと足を踏み入れた。
「あーなんか来た、五人組で、短剣、長剣二人に大剣に、それとこいつは・・・格闘家か?」
その五人組はどんどんダンジョンを進んでいった。
「あーなんかレベル20台3人に30が1人、あとは初心者か、なんかできて1日もたってないのにきつくね?」
地味に前衛と後衛をわけて、足元にある泥に足を持っていかれないように気を付けながら進んでいた。
「罠も・・・殺傷能力あるのは見抜かれてるし、地味ないやがらせで転んではいるが、きついな」
罠感知でも使っているのか前方の相手が指示しながら槍などはよけている。
そうして、最後のあたりまできていた
「やっぱりランク1じゃきついか・・・」
そうして彼らは彼の部屋へとやってくる前に
泥が落ちる罠に引っかかった
途端に女性の甲高い悲鳴と初心者な奴が絶叫した。
慌てて周りの三人も二人を落ち着かせようとした。
そして彼ら二人は三人に襲い掛かった。
「うわ・・・ランク3の肉操蟲になってるし・・・泥の中で殺しすぎたか泥に蟲毒がかかってる・・・・」
彼ら二人によって、三人は全滅した。