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泥のダンジョンマスター  作者: ハル
32/255

28.



 そして何事もなく朝を迎えた。


「あぁ・・・よく寝た」


「何もありませんでしたね、師匠」


 俺が起きた頃にはガネルが昨日の残りを温めなおしている最中だった。


「全くダンジョンからこっちに出て行こうとする影はなかったね~拍子抜けだったよ」


 ナタリーは自分の脇に置いてある片手剣に手を添えながら言っていた。


「もうすぐルオスとデニスも起きるだろうな・・・朝食をしてから装備の点検、それでダンジョン調査とするか」


 そのあとにルオスとデニスを起きてきて、朝食を食べた。


 装備に不備はなく、水や食料もそれほど深いダンジョンでは無ければ問題ないほどある。


 泥などが上から降ってきたなど、下は泥だらけなど降りていったらなどがないように靴なども泥など入りにくいものに、そして光源は魔法のライトをつけ進むが、もしものためにキャンドルランタンなどを準備してきた。


「さて、まぁ、いくか」


 そして俺達は洞窟の中へと進んでいった。





「やっぱりゴブリンたちが多いな」


 事前に聞いていた情報の泥などは所々には見当たるが、そう気になるほどのことではなかった。


「師匠!宝箱ですよ、宝箱」


 ガネルの差し示す方向には木の宝箱が置かれていた。


「あーそうだな・・・簡単な罠もないか、ガネルお前が見つけたんだ、お前が開けていいぞ」


 そう俺は罠の有無を確認してから、そう促した・・・まぁ、簡単で死にそうにない罠だったらそのまま解錠の練習をさせるつもりだったが・・・


「お!・・・鉄の剣ですね・・・嵩張りますし、置いていきますか?」


「まぁ・・・まだ一層だしな、一応予備としてお前が持って行ってもいいぞ」


「え・・・まぁ、初宝箱記念で持っていきますよ」


 斥候にそんなものは必要ないだろうが・・・いや、そんなことを言っても仕方ないな、そうして俺達は一日2階層のペースでデニスが書いている地図を埋めながら進んでいった。





一階層 鉄の剣×2 薬草×3

二階層 鉄の槍×2 薬草×2 

三階層 木の弓×2 弓矢(20本)×1

四階層 薬草×3 下級ポーション×1


 所々さすがに隅々まで探索ということはせずにある程度の感覚で進んでいった。


 途中で罠のある宝箱が一つだけあり、それを弟子に解かせてみたのだが・・・まぁ、多少ダンジョン内で守られていて安心できていても、緊張するのかいつもより多少手間取って解錠した。


 中身は下級ポーションだった・・・まぁ、ゴブリンだらけのダンジョンとしてはまあまあ当たりの部類だ。


 そうして俺達は五階層へと続く階段を下っていく。

人●をやっていて、忘れそうになったけど遅れて参戦!?


予約投稿でずっと投稿して先まで実は書いてるんですよ~なんて作者では私はない!



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