表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
泥のダンジョンマスター  作者: ハル
27/255

25.



 そう俺は今日この日に!


「そろそろまたダンジョンを増設しよう!」


「・・・・(ぱちぱちぱち)」


 マリウスは無言で拍手を送っていた。


「はい、夜も遅いのでそれ以上は大きな声を出さないでくださいね」


「・・・はい」


 ダンジョン内は基本的に陽の光が農場くらいしかないから、それもずっと陽が差しているので、実質的にはノートパソコンの時刻を見ることでしか、「あ、今夜じゃん」と思うことしかない。


「なんでこんな陽もないところできっちり夜だとわかって子どもは寝るんだろうな・・・・」


「・・・深夜になればうるさい人たちもだいたい寝るからこの時間帯でしかうまく寝れないって可能性がありますけど、マスターのように時間感覚が狂ってる人の感覚は僕にはわかりませんね」


 がーん・・・時間感覚狂ってるなんて・・・前に




「あ、マスター今日は朝早いんですね」


 とさわやかな笑顔でダンジョンコアに真剣に座っているように見えた俺にマリウスは挨拶をしてくる、少し見直したというような顔をしていたのかもしれない。


「え?あぁ、このゲームね、20人対戦をいくつもやってたらいつの間にか朝になっててね、今もうお疲れ!ってみんなに挨拶し終えたから寝るところだよ!」


「・・・え?」


 その時のマリウスは来たしばらくだっただろうからか、唖然とした表情でこちらを見ていたような気がする。


「じゃあ、おやすみ」


 と俺は自分の明かりを消せば真っ暗になる一人用の仮眠室へと入り、その扉に鍵を閉め、耳栓をし、アイマスクを装着したら、お気に入りの低反発枕と低反発マットレスのベットへと飛び込み、遠隔操作式の明かりスイッチで真っ暗としたら、手探りでお気に入りの抱き枕を装備して寝た。




「楽しいゲームが悪い」


「あーはいはい」


 軽くマスターの批判を流し、6~10階層の予定について話し合った。


「前も話した通りにコボルト達が活躍できるのは鉱山など洞穴などですね、基本的にゴブリンと同じですけど・・・いえ、若干弱いですけど、集団で戦えば・・・ゴブリンより連携取れますけど、今回はそれとは別のコボルドの採掘をするという特徴があります、ですので、掘れるところを作って・・・冒険者にもそれを見つけてもらいこのダンジョンに付加価値をつけましょう」


「一応は人間が通れない程度の細い穴で繋がってる別の場所にコボルト用の鉱山を作って・・・最悪転移は・・・なしかな・・・採掘場所の特性を余ったダンジョンの迷宮にランダムでぶち込むか・・・・」


「一応マスターは土系統なので、安いですよ~他と比べれば、長期的に見れば自分たちで宝石や鉄、銅、銀、金を掘れるのはプラスになりますよ~まぁ、そんな長生きしてるダンジョンマスターも稀ですけどね・・・」


「よし、ボス部屋にはコボルトリーダーと取り巻き15匹とマジシャンを2匹・・・マジシャンとリーダーは倒されたら補充で・・・取り巻きはランダム転移・・・」


 そうして俺は6~10階層を作った、地味に安全地帯の水を真水に見えるような味は泥水、洞窟定番の上から冷たい水が!?を匂いが酷い泥水に、コボルトが逃走用に使えるように敵に当たると汚れが落ちにくい粘着く泥が出る泥団子を提供した。


 匂いが酷い泥団子のほうを最初に提供したが、コボルトは嫌々ながらダンジョンマスターからの命令は逃れなれないのか、鼻を抑えるような形で持ち、近くにいたコボルトたちはそれを持ったコボルトから離れていった・・・マリウスに知られ、怒られてやめになった。


 それを見たマリウスは・・・性格がなぜか泥方面にひねくれましたか・・・とつぶやいていた。

人狼をまたやり始めた作者!だましだまされ・・・だが!?殺される~


さっきまで人狼やってて急いで書いてた(((((オイ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ