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泥のダンジョンマスター  作者: ハル
148/255

141.


 そのあとは村長の家に帰っていって・・・飯を食べ、桶に温水出して体拭いて、寝た!

 その次の日に・・・イノシシ肉を処理するらしいけど・・・焼肉!というわけにはいかなかった、血抜きができていない肉は臭みが簡単には抜けにくいので、そういう食べ方はしないらしい。

 村の女衆の人たちが半分ほどのイノシシ肉を時間をかけて煮込んだりしていて、もう残り半分は保存食にするために洗ってから、塩漬けにして、干しての繰り返しをして、作るらしい。


 男衆の人たちは準備を手伝ったりしてたのだが・・・やることがなくなってくると、爺さんから扱かれていた。

 扱かれる前に、森にある程度入れるヒューさんとウィーン先輩は森に入って、木の実を取りに行ったらしい・・・逃げたな。

 俺?・・・木の実を見つけられると思うか?

 扱かれました。


 そして、夕暮れ時ぐらいになると、大きな火を取り囲んで、みんなで宴をし始めた。

 ヒューさんとウィーン先輩もそのころになると・・・ちゃっかり戻ってきていて、手土産を持参して、宴に参加していた。

 宴の席だけあって、飲み物にはお酒が出てきていた。

 村の人たちがドンチャン騒ぎになって・・・俺も!お酒のパワーで周りとお話を!!あんまり酔わなかったわ・・・俺。

 ていうか・・・周りは知らない人ばかりだし、あれ・・・この村こんなに人がいたのか・・・っていうぐらいに人を見かけた。


 知り合いといえば・・・爺さんとお婆さんは結構近いけど、周りにも結構人がいるし、その近くにフィーリエがいるんだけど・・・そんな話しかけるほど仲良くないしな。

 ヒューさんとアリシアさんは・・・仲良く飲んでいるのに邪魔すると・・・いいや、邪魔できると思う?

 ウィーン先輩は・・・同年代の男子たちと話し合っていて・・・なんか見ていると同年代っぽい女子にお酒をもって近づいて話しかけに行っているわ。

 ウィーン先輩と他数名がフィーリエのところに行こうとして、立ちふさがる爺さん・・・1人1人名前を言っていらっしゃるかな?・・・たぶん『ウィーンと誰々、誰々』とか聞こえたし・・・・明日以降俺の稽古は中止になるかな?あれらの犠牲のもとに。

 ほかの男は・・・振られていたり、楽しく2人で話していたり、三つ巴になっていたりしていた。

 男からしかいなくて、女は受け身なんだなとかなんとかを俺はそんな光景を見ながら、お酒をちびちび飲見ながら、思っていました。

 終盤になると・・・手をつないだ2人の男女が消えたり、酔っ払って寝ている男たちを女が引きずって回収したり、俺は・・・爺さんとお婆さんが帰宅するタイミングでまったり爺さんの家に戻りました。

 何事もなく、食べて、飲んで、帰りました・・・。




 ある時行商人が来たんですけど・・・その時に爺さんから・・・『ほれ』と銀貨1枚を貰いました。


「おぬしが狩りでとったものはあまりないが・・・まぁ、あれからフィーリエの護衛もやってもらったしのぉ・・・これは護衛料だと思って受け取れ」


 ・・・なんかね・・・うん、貰って、普通に嬉しかった。

 行商人のところに行くと・・・生活必需品や、保存のきくもの、ちょっとした調味料、ポーションや、髪飾りやちょっとした綺麗な布なんてのを売っていた。

 そういえば、こうなんか・・・この世界に来て、人と対面して商品を選ぶのって初めてのような気がする。いつもは画面と向かい合ってるし・・・・そして、俺は悩んだ末に・・・保存のきく甘味を買った。

 食べた感想は・・・ほんのり甘くて、素朴な味わいだ。

 だが、それも数日ですぐ消えて・・・また行商人来ないかな・・・と恋焦がれるようにとはならず、ダンジョンに戻って、マリウスにそのことを伝えて、商品の名前を知って、ダンジョンコアから買ったのであった。

 注文した瞬間に届く!

 そんなことはできない?いいや、できるね!

 そんな夢なようなことが、これならできる!

 そうダンジョンコアならね!

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