05
8月24日
今日は俺の誕生日。
だけど
今日も図書室に来ている。
正直自分の誕生日は嫌いだ。
あの日を思い出すから。
「あぁなんでこう思い出しちゃうんだろ…。」
「何をですか??」
「おわっ!!?」
俺はおもいっきし椅子を反転させそのまま転倒した。
「だ、大丈夫ですか!!?」
「いっつー…大丈夫…。」
「あっ…指…」
俺の右手の薬指に少しの血が流れてる
転倒したときにすってしまったのからだ。
「指見せてください。」
ドキッ…
「え、ちょ、大丈夫だからッ」
「じっとしてて」
「は、はいっ…」
…って何ドキってしてるんだよっ…
「はい、でーきたっ。」
「さ、さんきゅ…」
「他に怪我とか…大丈夫ですかっ?」
「大丈夫。へーきだから。」
「よかったぁ…」
「そーいえばさ…」
「はい?」
「お前よくここ来るよな。」
「はいっ…落ち着くんです。一番ここが…」
「そっか…。」
「僕…転入してもいつも勉強ばかりの毎日でなかなか外に出られなくて…そこで、学校に行ってみて、貴方に出逢ったんです。貴方と居ると凄く楽しくて、毎日が夢のようで…。」
「な、なんか…照れるなッ…。」
「あ、いあ、そのっ…お、お友達になれて嬉しいんです。」
「俺もだよ、ソラ。」




