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正直隼人  作者: remaker’sファンクラブ会会長
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始まりの朝

※この作品は現在の日本をモチーフにしております。特にこの作品では天皇(作品中では国王となっております)を登場しておりますが、この作品はあくまで作者の創作作品なので批判・中傷・悪口等の気持ちは一切含んでおりません。単に作者の気ままな作品なので御了承ください。

なお、この作品はオリジナル作品でありますが、一部アニメソング・ゲームソング等の音楽を使用しますが、これも作者の気ままに選曲しているだけなので、その点も御了承ください。

                  5年前  



 ある家の居間で2人の男がなにげなくテレビを見ていた。


 『ただいま、国王陛下と御家族様が訪問していたA国から帰国されました。」


 ちょうど田成空港に到着した国王陛下とその家族の映像が流れ、中継先のアナウンサーがそう報道した。


 『今、飛行機から国王陛下が降りております。そのうしろに王妃様と鈴子様がいます。・・・・・・

ああ、今、御家族全員が出迎えに来ている人々に対して、笑顔で手を振っております。』


 笑顔で振っている3人を見て、集まった人々から歓声があがった。


 「見ろ隼人、あの鈴子様はおまえと同い年だぞ。おまえよりよっぽど大人に見えるわ。」


 老人とは言わないが、年をとった男が孫らしき少年にそう言った。


 「ふん、じいさんはいつまででも俺を子ども扱いするだろう。」


 少しむくれた様子の隼人という少年はじいさんに言い返した。


 「ハハッ、当たり前だ。隼人はワシにとっては一生ガキだからな。」


 そう言いながらとっくりを傾けて日本酒をおちょこに注ごうとしていた。


 「じいさん、その辺でやめな、もう年なんだから。」


 少年は注ごうとしていたおちょこを奪い、注意した。


 「年寄り扱いするな。」


 「こっちはガキ扱いするな。」


 「なんじゃと。」


 「じいさん、やるか。」


 「上等じゃないか。このひよっこが、来いっ。」




















                 数分後



 「フンだ、まだまだ若い者には負けへんぞ。」


 「チッ、しぶといじいさんだな。」


 取っ組み合いの結果、おちょこととっくりはじいさんの手にあり、再び注いでいた。



 「なあ、じいさん。」


 「なんじゃ。」


 「さっきの女の子。」


 「鈴子様がどうしたんじゃ?」


 「俺の勘っていうか勘違いかもしれないけど・・・・・・・なんか・・・・・」


 「?、なんじゃ。」


 「・・・・形だけの笑顔に見えたんだけど。気のせいかな?」




























              20XX年   4月8日



 「隼人、忘れ物はない?」


 桜が舞う季節、そんな桜をイメージした着物を着ている女性が制服姿の少年に尋ねた。


 「大丈夫だよ。母さん 昨日あれほど(準備しときなさい。)って言われたら嫌でもしないって。」


 少年はそう言うと靴を履くために靴先を地面に3回叩きつけた。


 「もう、靴ベラがちゃんとあるんだから使いなさい。別に遅刻しそうな時間でもないでしょう。」


 「この方が楽だから。」


 「コラッ、そんなことしたら靴が早くダメになるでしょう。・・・ちょっとこっちきなさい。」


 少年が女性に近づくとネクタイを掴み、整えた。


 「よし、これでOK。」


 「これぐらい自分で直せるから。こうゆうのは愛する旦那様にやるもんだよ。」


 「その旦那様が居ないから隼人にやってあげてるのよ。」


 「親父もたまには帰ってくればいいのに、それじゃあ行くわ。」


 「はい、いってらっしゃい。忘れ物はない?」


 「それさっき聞いた。」


 「あら、そうだったはね。」


 ガラガラガラッ     ドンッ


 少年は開いていた扉を閉め、家を出た。



 「隼人も今日から高校生か・・・・・」


 「なんじゃ、隼人はもう行ったのか?」


 そう女性が呟いた時、後ろから年老いた男が現れた。


 「あら、おはようございます。養父様、隼人は今行きましたよ。」


 「まったく隼人め、ワシに挨拶せずに行くとはけしからん。 あっ・・・頭が痛い。」


 「昨日、あれだけ注意したのにお酒を飲んでいたからですよ。居間におかゆを用意しておきましたから召し上がってください。」


 「おおっ、流石は蘭さん、気が利くのう。」


 「ありがとうございます。ささ、早く居間へ。」


 2人は玄関から居間に向かった。




 『続いてのニュースです。現在入学のシーズンです。今日、国王陛下の長女鈴子様は私立エスポワール学園高等部に入学いたします。エスポワール学園は・・・・・・・・」


 居間でつけっぱなしにしてあったテレビからそんなニュースが報道されていた。














 「俺も今日から高校生かぁ」


 通学中、少年はふと呟いた。


 「とは言っても中高一貫校だからいつもとあんま変わらないか。」









 少年は知っているはずがない。これから波乱万丈な学園生活を送るとは・・・・・・

どうも、作者です。(作者名を書くのがめんどくさいので省略します。)


まぁ、こんな感じですが、御指摘・御質問はどんどんしてください。


隼人「なぁ、作者さんよ~」

作者「なんですか?隼人君」

隼人「小説書くのはいいんだけどさぁ~~・・・・・・勉強しろよ」

作者「えっ!!・・・・・」

隼人「だっておまえ一応学生だろ。こんなことして赤点とかの心配はないのか?」

作者「・・・・・」

隼人「それに、更新もどうせ1カ月に1回ぐらいしかしないだろ」

作者「そ、そんなことは・・・・」

隼人「だいたいおまえ重度のめんどくさがり屋だろ。」

作者「・・・・・・」

隼人「すぐに飽きるタイプだし」

作者「・・・・・・」

隼人「感想の返事もちゃんと書けるのか?」

作者「・・・・・自信は・・・・ないです」

隼人「だいたい作者名書くのめんどうならあんな名前にするなよ」

作者「・・・・・書く自信を失いかけてます。」

隼人「おいおい、初回からそんな気持ちでどうする」

作者「(・・その気にさせたのはおまえだろうが)」


隼人「この作品をご覧になっているみなさん。作者がこんな奴なんで色々と御迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞ御指摘の方をよろしくおねがいします。」


作者「・・・・・もうやめようかな・・・・」

隼人「っておい、そんなことしたら俺が生きなくなるだろ」

作者「・・・・もう・・ダメだ・・・」

隼人「みなさん。こんな感じだけど、どうぞ『正直隼人』をよろしくお願いいたします。」

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