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わたしと私の家族の話

可愛い娘?のお通りです

作者: 蜂蜜

上の子はなんだか不思議な子でしたが行動も謎に満ちていました。

今はその面影は一ミリもないのですが…

いや…内面には残っているか…

上の子は本当可愛い子だった 

黒目がちのぱっちり二重で

まつ毛なんてマッチ3本くらい

余裕でのるくらいだったし

赤ちゃんの時は

抱っこしてるのをみた女子高生からの

可愛い〜まつ毛ながーい!!

…褒め言葉いただきましたありがとう

みたいなことがよくあるくらい

本当に可愛らしい赤ちゃんだった 


だからお洋服も本当にロリロリしていた

レースたっぷりのワンピースに

ヘッドドレスとかパッチンピンとか

手作りしたりして

着せ替えて遊べて楽しかった

ただし顔つきが赤ちゃんにしては

はっきり系の顔立ちだったせいか

紺色の細いストラップのフリフリワンピースを

着せてた時に近所のマダムに

「可愛いぼっちゃんね」

って言われたことがあったので

パステル調ピンクとかの暖色系にしてたけど


順調に歩きだして

その可愛いかっこでヨチヨチ歩くさまは

本当に尊く可愛いくて

転けないように見守っていた頃が

一番平穏だった

だんだん足が達者になって

かけっこできるようになったころ

それは起こった


ある時気分転換に

賑やかな街中にあそびにいった

そこはデパートがあったり

商店街の上にアーケードのある

なかなか賑わいのある所で

お洋服やら小物やらを買う時には

よくその辺りに出かけていた


その商店街でごはんをたべて

元気フルパワーになった娘は

わたしの手を振り解き

突然走り出した

フリフリのロリロリで…

きゃはははと奇声を上げながら…


みなさんは

モーゼの十戒という話を知っているだろうか

海割れるあの瞬間

それをわたしは目の当たりにしました

人割れるその瞬間…

アーケードのど真ん中

ヘッドバッキングしながら

ご機嫌でかけぬける

ロリロリ少女…

しかもご機嫌に笑いながら

奇声でダッシュな娘…

旦那様に似て

運動神経のよい娘と

運動神経繋がってない私…

そんなのがんばったって

おいつけないでしょうよ…

「すいません…すいません」

「まって…とまって〜」

と言いながら追いかける私…

ご機嫌でツインテぶん回し

ヘッドバッキングしながら

走り抜ける幼少…

後ろから来る幼児が見える様に

なぜか割れる人波…

それを繰り返し…

誰か止めて〜って真剣におもいましたわ

あとマジで誰かぶつかって

こかしてくれ!

って思いましたっけ

ありがとうって言うから〜

って本気で思ってました

そういえばもう下の子産まれてて

抱っこもしてたんだった…

おんぶにしてればもっと早く確保できたのに…

とかわけわかんないこと考えてましたっけ

そんなやんちゃな前世レオン 

やっとのことで

確保して手首掴んで歩くわたしたち

今度はその手をねじり切ろうとする幼児と

そうはいかぬと手に力を入れる母の戦いの火蓋が切って落とされたのです

そして呑気にすやぴと寝る下の子…

重いわ、足痛いわ、掴んだ手も疲れるわ

お母さんはおこでした

本当に疲れ果ててお家に帰って

みんなでお昼寝して(いや夕方だったわ)


帰ってきた旦那様におはなししてたら

改めて思い返して爆笑しちゃったけど

ロリロリで頭振り回して走らないでよ…

可愛い格好だったのに台無し

間違いなく黒歴史よね〜

あなたにパートナーできたら話したい

内緒のエビソードありがとね

今から楽しみにしときます


娘よ

携帯がない頃でよかったわね

今なら絶対ショート動画載せる自信しか無いわ

母はそれがちょっと残念です…

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