2話 鈍感すぎる
「お母さん久しぶりはやく会いたかったよ」
病院から出てまず目にしたものは星名マリンと言う名前のお母さんだった。
15歳の3月になり病院を出るまではお母さんにも会えないので久しぶりに会えて嬉しかった
「久しぶり〜マサト会えてとっても嬉しい。でも急いで家に帰るわよここじゃ危険だわ」
そう俺の新しく授かった名前は星名マサト
お母さんの言っていることを肯定するようにまわりの女の人が僕を見ていた。しかしそれを見て少し驚いた、なぜなら顔が整っている女の人しかいなかったからである。
持論だがこの時代の女の人は容姿が優秀な人しか選ばれずその遺伝子を引き継いでいるから顔が整っている人しかいないのだろうと考えた。
「そうだね分かった。はやくどんな家か見てみたいし」
車に乗り家に向かう途中に二人ほど男の人を見たが別に容姿がいいわけではなく驚いた。考えが外れていたかな
だが俺の顔も整っていて女の人にも負けていないレベルなので優越感が出る
そんなことを考えている間に車が止まった
「はやく入って来てここが私たちの家よ」
「お邪魔しま〜す」
「ふふ、ただいまでしょ」
笑いながらそう言われたが俺はすごく嬉しかった。
リビングのドアを開けるとそこには今の時代でもトップクラスの容姿を持つであろう女の子がいた。
「私お兄ちゃんにすごい会いたくて今日をずっと楽しみにしてたんだよ。今までは一年に一回した会えなかったけどこれからは一緒の家に住めるね」
星名リンという双子の妹で中1から同じ学校に通うことになっている。
こんな可愛い見た目をしながらも極度なブラコンで俺と一緒に住むことを楽しみにしていたと母さんから聞いていた。すごく嬉しそうに言っているところを見ると本当に楽しみだったということが分かった。
ちなみに一年に一回と言っているのは病院にいる時はできるだけ女の人に会わなくするために家族でも一年に一度しか会うことができなかったからだ
「俺もすごく楽しみだったよ。これからは一緒に遊べるね」
そういう俺もシスコンであり妹のためならなんだってしてあげたいという気持ちがある
「はいはい、それより来週から学校なんだからリンが学校の用意や説明をしてあげなさい」
「は〜い分かった。ちゃんと聞いておいてねお兄ちゃん」
それから俺はリンにいろいろと教えてもらい、やっぱりこういう世界では男子が優遇されるものなのだと学校の説明を聞いて思った。
それから身の安全のために行き帰りは一緒に帰ることになった
そして俺が通う学校は男子校ではなくていいのかと思っていたが今の時代には男子校がないらしい。少しでも女の人に慣れてほしいのと、気が合う女の子を見つけて結婚をさせるためならしいが本当に小学生の時に婚約してそのまま結婚なんて場合もあるらしい
「教えてくれてありがとうリン。リンはとても優しくて頭もよく顔も最高にいいからいいお嫁さんになるね。」
リンの顔が赤くなり照れてるところも可愛いなと思ってしまったが決して俺がSなわけではない
「じゃあどんな人でも結婚してくれるかな?」
正直に言うと男の人は女の人のことを財布と自分を飾りつけるアクセサリーくらいにしか思ってないが普通の女の人は結婚できればそれでも嬉しいと感じてしまうがリンは間違いなく将来有望であり美人で優しくお金持ちになるだろうからさすがにリンから告白すればどんな人でも結婚できるだろう
「リンのことを振るやつなんていないよ」
そう言うとリンは嬉しそうにした
「分かったじゃあ覚悟しといてね」
なんのことか分からなかったが嬉しそうなリンを見て
「ああ」
と答えてしまったがその後どれだけ考えてもその意味を知ることができなかった話は秘密である
「じゃあ来週から学校だしお兄ちゃんは一年の代表挨拶するんだから頑張ってね」
そう俺は一年代表に選ばれてしまったのだ、そんなことを言うリンも一年代表なのに。
リンから聞くには一番イケメンな人と一番可愛くて頭がいい女の人が選ばれるらしい。兄として妹が選ばれるのはとても誇らしかった
「俺にできるかぎりのことはする。リンも頑張れよ」
「もちろんだよお兄ちゃんを狙おうとするやつにも釘をささなきゃいけないから」
俺を狙おうとしてくる奴とかいるの怖すぎでしょ。
多分ナイフで刺してこようとしてきたり・・・ナイフ持ってるのバレたらどうなるんだろう?男に対して女がなにかするととても罪が重いらしいけどしてくる人いるのかな
「そんな人がいるからお兄ちゃんはこれ持っておいて」
そう言って手渡されたものはナイフである
「え・・・なにこれ?」
頭では理解できているが脳の処理は追いついていなかった
「男の人は用心のために持っているのが普通だよ」
「あ〜理解したけど俺には必要ないかな」
「ダメだよ持っておいて」
その後必死に抵抗したおかげでスタンガンで許してもらった
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