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1話 一万年後の世界

「西条先輩最近仕事頑張りすぎじゃないですか」

俺の名前は西条健25歳の立派な大人で隣の女性は彼女ではなくただの仕事の後輩である市川彩佳

なんでこいつは金色のハートのネックレスなんてしてるのだろうか


「家に帰っても誰もいないからすることがないんだよ」

「そうですよね〜先輩気遣いできないですもんね〜」


めっちゃ煽られた気がしたが今までの人生で一人も彼女がいなかったということは本当のことなので俺のことに関しては反論できない。「俺のことに関しては」だがな

「お前もこの時間まで残業してんだったら彼氏いないだろ」

「あ〜わたしのこと馬鹿にした。」

「お前も俺のこと馬鹿にしてんだよ」


なんだかんだ市川とは波長が合って仲が良く軽く冗談を言い合えるくらいの仲だ


「じゃあ俺こっちだからまた明日」

「明日もバリバリ働きましょうね」


別れてからしばらく歩いたあと大量の人が叫びながらこっち向かって走ってきた。

どうしたんだと思って声をかけてもすべて無視され、走りさってしまったが一人だけ立ち止まっている人がいた。この人ならと思いながら近づいて話しかけると


「なんだお前。うっとうしいんだよこうなりゃお前も道連れだ」

なにを言っているんだと思ったが腹部に激しい痛みを感じたと同時に全てを理解した。


こいつは人を殺して人生がどうでもよくなってしまい暴れているという信じたくない真実を


意識が薄れていき目の前が見えなくなっていった。死という言葉が頭に浮かんだ


「完了しました。安心してください気づかれていません」

なにかを言っているが気にとめなかった


せめて死後は楽しいことをしたいなと言う思いを胸に完全に意識がなくなった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


目を開けるとそこには二人の女の人の巨人がいてびっくりした。ここが天国ですかと尋ねようとして口を開けると


「オギャーオギャー」

別の言葉が出てしまいどういうことだ動揺しながらもまずは話しを聞くことにした


「検査通り元気な男の子です。とても喜ばしいことですね星名マリン様」

「元気な子供が生まれただけでも嬉しいのに男の子が生まれてきて本当に喜ばしいです」


この会話で俺は記憶を持って生まれ変わったということを察したと同時に今はいつでここはどこなのか、なぜ男の子だと嬉しいのかと疑問に思った。


「しばらくここで息子さんの様子を見させていただきます。」

「本当に大丈夫なんですか?」

「もちろんです。絶対に襲わないし襲わせないと誓いましょう」


どういうことがわからなかった。普通に考えて襲われるわけがないと考えていたので次の言葉で俺には心底驚いた


「男女比が1:100という今の状況では女からの危険がたくさんあるのですから気をつけてくださいね。息子をお願いします」


この瞬間に母と看護師さんが言っていたことを全て理解した


もといた時代にもそういう本を読んだことがあり、こんな世界に行きたいという希望が一時期あったが

今の状況を冷静に考えてみると身の危険しかないことに気がつきこれからどう暮らすかを真剣になやんだか


「はやく大きくなってね」

なるようになってしまえとどこか投げやりに思ってしまった


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ついに15歳の3月になり病院から出ることができるそう思うと胸がスーとした

そして病院にいる時に本を読み、今がどういう状況かを理解した


まずここは地球であるということだ。ここは地球ではなく別の世界だと思っていたからこれが1番驚いた。


ここはもといた時代の一万年後の世界であり男女比が1:100であること。


今から3000年ほど前に人類が増えすぎたせいで激しい生存競争が起きた。戦争に出された男性がほとんど死んでしまいそれにともない子供が産めない女性が増えてしまい結果的に人類は激減した


一夫多妻制が認められたことにより解決したと思われたがなぜか女の子ばかり産まれ男の子が産まれず人類は増えることも減ることもなくなった


全て解決したように思えるが男の人と触れ合う機会が少なくなったことにより女の人たちは不満を持ち、男の人に対して激しいアプローチをかけたりあげくは犯罪行為までするようになったが、それにより男の人たちはさらに女の人に対して嫌悪感を覚えるようになってしまった


そんな時代で俺は叶えたい夢を全て叶えてみせようと密かに誓った

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誤字や句読点の使い方が酷い。 走りさってしまったがしまったがってになってます。
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