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おじいさんの ごきょうくん  作者: Kengosan
第1章 はじまり
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第11回 ぱぱは てんさい

おじいさんのありがた~い おはなし。

むかし むかし たけとりのおきな というものがおったそうな。

おきなは たけをきって いろんなものをつくって、うってくらしておったそうな。


あるはるのひ、おきなは たけやぶのなかで ねもとがあかるくひかるたけをみつけたそうな。おきなは、それをもちかえって よるもあかるい くらしをしていたそうな。


あきからふゆがちかづくと、ひかるたけは、だんだんくらくなって いったそうな。

おおなが ほうきのえで、かつんとたたくと しばらくあかるくなるんじゃが、

また くらくなって そのたび おおなは かつん、かつんと たたいておったそうな。

 

そして とうとう おおなが たたいいても たけはひからなくなったそうな。


「わしにまかせておけ!」


--ばぁぁぁん-!-

おきなが ちからまかせに たけをたたくと……。

ほこりが ばーっとちって なかから、からからと かわいたおとがしたそうな。


ふしぎにおもって たけをわってみると なかからは

しわしわ、からからのおばあちゃんになった かぐやひめがでてきたそうな。



めでたし、めでたし。



【ごきょうくん】

おじいさんとのやくそくだよ。

むかしのおとうさんは でんきせいひんを なおすのがうまかったんだ。

うつらなくなった てれびを がつーんと なおすすがたは おとこらしかったな。

でも いまのてれびを たたいちゃだめだぞ。

【ごきょうくん】が大事

基本ひらがな書きです。

子孫が寝る前におはなししてあげてください。


黒鉄ヒロシ先生の漫画に似たような話がありました。

「赤兵衛」だったと思います。おちがおばあさんってのが

おなじだったので、ここでは ばぁぁぁん にぽいんとをずらしてみました。 

もともと、ここでの話は、私が長年の授業の中で、前から子供たちに話していたもので

オリジナルです。大漫画家さんと発想がおなじだったので おどろいたのをおぼえています。

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