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ユニゾン 生命一心共同体  作者: カミカクシン
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異世界へ

 ユニゾンのアジトにR4が集まる。

 そこには隼人の姿もあった。


 クロが説明を始める。


「よく集まってくれた」

「今から異世界侵攻作戦の説明を行う」 


「今回の作戦はこちらからゲートを開き、異世界に侵攻するというものだ」

「そこで敵対する奴をすべて殲滅する」


「大人数で侵攻するのは効率が悪い」

「よって、R4だけの少数精鋭の三チームで侵攻してもらう」


「一チームは四人構成にする」

「説明は以上。何か質問は?」


 テウスが発言する。


「魔物たちにも派閥があると報告したんですが」

「ラキウスという魔王の軍だけ殲滅するということでいいんですか?」


「そうだ」

「だが、敵対する者は全て殺して構わん」


「異世界の人類が敵対したとしてもですか?」


「それは、その場の判断に任せる」

「必要な場合は殺してもよい」


「了解です」


 テウスは表情を変えず、普通に返答した。

 しかし、クロの発言に隼人は驚きの表情を隠せなかった。


「作戦は明日の朝から開始だ」


 そうして会議は終了し、解散となった。


「どうかしてるよ。罪のない人を殺すなんて」


 隼人は竜二とテウスに愚痴をこぼしていた。


「仕方がない。ユニゾンが優先するのはこの世界の人類の命なんだから」


「竜二の言うとおりだね」


「でも……」


「まあ、殺さなければいいだけだ」


「そうだね」


 隼人は絶対に人を殺さないと心に誓い、就寝するのだった。



 朝を迎え、隼人達はまたアジトに集合する。

 

「メンバーは以下の通りだ」

「ゲートは三十分後に開く。それまで待機だ」


 変更でチームは二つになり、減ったチームの代わりにR5が一人入ることになっていた。


 隼人は竜二とテウス、マルクとチームを組むことになった。

 だが、待機場所にマルクの姿はなかった


「先生と一緒なんて嬉しいな」


「そうだな。兄貴はほんとに強いから」


 十分ほどたち、マルクが現れる。


「先生!」

「「兄貴!」」


「久々だなみんな! 竜二は最近会ったな」

「隼人も大きくなって感心だよ」


「異世界ってどんなんなの?」


「ほんとにファンタジーって感じだな」

「森があって城があってほんとにきれいな場所だよ」


「そうなんだ」


 四人で話していると、あっという間に残り時間は過ぎて行った。


「よし! 行くか」


 ゲートが発生している部屋に向かうと、残りの五人はすでに待っていたようだった。

 その中にひとり、雰囲気の違う全身黒いフードの男が混じっている。


「あれがR5の人ですか?」


 隼人が小さい声でマルクに聞く。


「ああ、そうだな」

「戦闘中は絶対に近づくなよ。R5は次元が違うからな」


 そこにクロが現れる。


「全員そろったな」

「これからはこちらの世界との連絡が取れない」


「各自、自己判断で動くように!」

「健闘を祈っている」


 九人は勢いよくゲートをくぐっていく。

 ゲートをくぐった先は暗い洞窟の中だった。


 もう一方のチームのリーダーらしき女性 カルラ が魔法を使う。


「明かり」


 洞窟がみるみる明るくなっていく。


「ここはどこですか?」


 カルラの質問にテウスは懐から水晶を取り出す。


「展開」


 水晶から立体地図のようなものが飛び出す。


「ここはミナン鉱山と言われる場所です」

「案内します」


 テウスの案内で鉱山を抜ける。


「「すごい!」」

「綺麗!」


 そこには大自然が広がっていた。


 まさにファンタジーの世界だった。

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