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プロローグ(ロリ神)

連続です

「ふー、取り敢えずシューイチさんを無事遅れたようです。」


 転送の成功を確認し、一息ついていると私の神域に誰か入ってきました。

 誰でしょうこんな場所に?


「お前さん元気にしとるか?」


 うっ、地球の神様です。

 別に嫌いでは無いのですが、実年齢は近いにも拘らず見た目に差がありすぎて、見ていて自分が惨めになってしまいます。

 そうと言うのも彼の見た目は人で言うところの50代辺りなのです。


「しっかし、二つも世界を任されてるのにお前さんホント小さいままだな。」

「し......仕方ないじゃないですかっ!

 見た目は信仰度や、文明の発展度で決まるんですから。」


 そう、神の見た目は管理している世界での信仰信や、文明の発展で決まるのです。

 文明の発展度には基準があり、それより下なら幼く、上なら程度によって成長できます。因みに私の管理する世界は基準より少し上くらいです。


「おう....そうだな......

 お前さんの所は文明は兎も角、信仰度がな...」

「そうなんですよ、魔王が生まれた方は少しですが私を信仰してくれてますが......

 問題はシューイチさんを送った方ですよ、昔は私のことを信仰していた宗教もあったんですが、今じゃ見る影もなくなって精霊教が広まってるんですよ。

 地球は良いですよね、文明も発展してますし、信仰も結構獲得出来るじゃ無いですか。」


 精霊教それは、目に見える奇跡である精霊を信仰対象とする宗教のことで、私には全く信仰度が入ってこないのです。

 そして、信仰度は宗教関係無く神を信仰していれば獲得出来ます。


「ファンタジー世界の弊害だね、それでお前さんそのシューイチ君はどうだね?」


 私が負のスパイラルにはまっていると地球の神様からシューイチさんへの質問がきました。


「問題ないですよ、ちゃんと転送できましたし。

 ほら、ちゃん......と......送れ........て........」



「ん、どうしたの........うわーこれは......」


 私が画面を確認し脂汗を掻いているのを見て、地球の神様が私の映した画面を見て納得したような声を挙げました。




「どうしましょう........」


 私がすがるような目を向けると地球の神様は再度画面を見ると


「うーん..........まぁ、頑張って。」


 そう言うと地球の神様は、私の肩をそっと叩いてくれました。



















画面の向こうではシューイチさんは、元私を信仰していた宗教の跡地(森の中しかも朽ちかけ)に倒れているのが映し出されていました。


読んで頂きありがとうございます

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