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ルーチンワーク
不平不満はたくさん溢れ なんともやりきれない日々を
時には酒に溺れてみたり 時には壁にぶつけてみたり
気休め程度の励ましと 気休め程度のやさしさで
どうにかこうにか胸を張る
それでもなんとかやってるよ だから心配いらないよ
「・・・下り列車が参ります」「・・・黄色い線の内側に」
疲れた肩から漂う哀愁 時には壁に寄りかかったり
君がいなくなったこの部屋は まえより少し広いけど
「おかえりなさい」「ただいま」はもう響くことはないんだね
ほんのちょっとの強がりと 多少脆いプライドで
どうにかこうにか胸を張る きっと誰もがそうなんだって
僕はなんとかやってるよ だから心配いらないよ