第一章第一話「カラッポ」
これからよろしくお願いします!康太です。芸名として選びました。見応えある作品作って行ければなぁと思います。
カラッポだ、いやカラッポだった。この世界に来る前までは本当に、だけど見つけた自分だけの世界、自分だけの夢のような世界を
3日前
いつも通りの通学路、いつも通りの学校、いつも通りの授業、いつも通りの昼飯、世界は少しずつ変わるものだと言うが僕の世界は全くもって変わろうとしない。いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通り、いつも通りってなんていうか退屈だ。そんな事を思う僕、東 健人
は今日も独りで帰路に着く。
「こんな退屈な世界でも、みんなは楽しく暮らしているよ。いや、僕が退屈なのは独りだからなのかな?お父さん」
そう笑いながら仏壇の前で手を合わせ喋りかける。もちろん返事は帰ってこない。僕の父は僕の生まれてからすぐに他界した。不幸な事故とお母さんからはそう言い聞かせられていた。だが僕は知ってしまった。ある日親戚の集まりのあった日だった。親戚同士のいわゆる世間話的なことをしていた時偶然通りかかった。通りかかってしまった。
「しかし、健人君も可哀想にねぇ、自分が父親を殺したとも知らずああやって生きてるんですもの。」
こんな言葉が聞こえてくるや否やさっきまでのお茶会ムードは一転お通夜ムードになってしまった。そして、僕もこの続きの話が気になったため大きめの柱に隠れることにした。
おばあちゃん家だった事もありかなり隠れるのは楽だった。
すると、次の瞬間少し大きめの声で僕のお母さんと思しき人物が
「ふざけないでください、あれは不運な事故です。健人は一切関係ありません!」
と言い切った。それを聞いて親戚は少し申し訳なさげに
「確かに今のは言い方が悪かったわ。でも分かるでしょ?あの事故は健人君を守ったがために起きたの、それを健人は知らずにお父さんにまだ感謝出来てない、それじゃあ報われないじゃない」
と、(ボクの、ボクのせい?)
思考が一瞬停止するそしていてもたってもいられなくなりその場に乱入するや否やお母さんに
「僕の、僕のせいなの?お母さん!お父さんが死んだのは僕のせいなの?ねぇ、なんとか言ってねぇ」
お母さんを問い詰める。
「健人なんでここに、、」
お母さんの質問を遮りさらに続ける
「ねぇ答えて、答えてよ!あれは、あれは、不運な事故っていうのは嘘?」
そう問い詰ていると親戚の1人、先程僕のせいだと言った人だその人が
「あのね、健人君違うの、」
と
「なにが?なにが違うんだ?言ってみろ!」
とこちらもここまでが覚えている事だ。
9歳のころの記憶だし、しょうがなくはある。だがそれ以上に9歳の僕には負担がデカすぎて途中でショックで倒れたというのもあるのだろうけど、どちらにしろ僕のせいでお父さんは死んだ。その時からだ、世界は退屈になってきた。僕は今15歳、高校生だ。もう6年、6年も僕を呪い続けているこの世界、
「いっそ僕の世界が僕ごと消えてくれればいいのに、なんて痛すぎるか、」
と、自分の心はカラッポだ、何も無い、何も感じない、どこも見てないし何も聞かない、聞けない、、、もう散々だこんなのとそう僕は思っている。明日も早いしもう寝るかと 寝室へ行き、寝た。
目を覚ますとまず温かい日光がお出迎え、お出迎え?僕は昨日の夜カーテンを閉めて寝たはずだ。僕のカーテンは光をあまり通さないように出来ている。目覚めの違和感その正体は目を開ければすぐに分かった。全くもって知らない世界、自分の知らない新しい僕の世界、これから始まる物語、それを築いていく世界、第一声は
「ここ、どこだよー!」
いや、確かにこの異世界を見て最初に言うセリフはそれしかないだろと思う。ましてや目覚めた瞬間。だがこの美しい自然に取り囲まれた異世界で最初に待ち受けていた試練は、
「おいおいおいおい、いきなりゴブリン!しかも数え切れない程ってどうゆう事だ」
そう、ここから始まるのだこの空白の異世界のその物語は
さぁて、続きが気になる方がどのくらいいるかが気になります笑自分コロナ期間で暇だったので作って見ましたがやるからにはかなり頑張って作りました!まだまだ文章もおかしい点笑える点あると思いますが何やってるんだ白橋は笑と笑って頂きたいですご指摘などもどしどし待っています!最後になりますがありがとうございました次話は明日投稿したいと考えているためブックマーク登録などもよろしくお願いします