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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

木曜日の天使

 宮尾薫子が「いなくなった」のはおよそ半年前。
 今現在、彼女の身体に入っているのは、「私」という別の存在だ。
 私と宮尾薫子は多くの点で異なる。私は彼女のように一人になっても心細さを感じない。
 けれど、いくつかの点で類似しているとも思う。
 私も、約束を反故にされることが人よりも少し許せない。
 私のような存在は〈天使〉と呼ばれている。
 この呼称は好きではない。でも、すでに定着したものに文句をつけるのも難しい。だから、仕方なく受け入れることにしている。

 この世界には自殺や殺人、戦争や宗教が存在しない。
 そういった良くないもの……〈悪魔憑き〉たちは私たち〈天使〉が殺すからだ。
 〈悪魔憑き〉は記憶にも、記録にも残らない。残さない。
 朝起きて、目を覚ませば全ては綺麗に漂白されて「なかったこと」になる。そうやって世界の秩序は守られているのだ。

 でも、彼だけは、一樹だけは孤独に悪夢を見続けている。
1.透明な言葉
1/◆
2023/06/06 18:20
2/♪
2023/06/06 18:23
3/◆
2023/06/08 16:07
4/♪-Ⅰ
2023/06/09 16:02
4/♪-Ⅱ
2023/06/09 16:03
5/♪-Ⅰ
2023/06/13 16:06
5/♪-Ⅱ
2023/06/14 15:30
6/◆
2023/06/19 16:09
7/◆
2023/06/20 16:16
8/◆
2023/06/22 16:07
9/◆
2023/06/27 16:05
10/♪
2023/07/01 16:04
11/♪-Ⅰ
2023/07/02 16:21
11/♪-Ⅱ
2023/07/04 16:05
12/◆-Ⅰ
2023/07/09 16:04
12/◆-Ⅱ
2023/07/10 17:04
13/♪
2023/07/11 16:02
14/◆
2023/07/16 15:02
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