Lv7ーバリスと元仲間たちは賢者の噂を耳に挟む
やっとお荷物をクビにして気が晴れる思いでギルドに入っているとある冒険者の噂かギルドで流れていた。
『なぁバリス知ってるか?古代魔法を使う賢者の話。その御方はエーテル王国の国王に認められて公爵までたった一日で上り詰めたらしいぞ?』
今バリス達がいるのはこのチームの本拠地であるルランダ共和国である。この共和国とエーテル王国の貴族の価値は大きな差がある。
エーテル王国とルランダ共和国の貴族の価値の違い
エーテル王国 ルランダ共和国
公爵 ⇒ 侯爵・辺境伯
侯爵・辺境伯 ⇒ 伯爵
伯爵 ⇒ 子爵
子爵 ⇒ 準子爵
男爵 ⇒ 男爵
とまぁこんな感じだ。
「くそっ、エーテルとルランダでは大きな違いがあるから下手に出だしはできねぇ。下手したら戦争になるかもしれねぇな」
『まぁエーテルは古くからある国だから貴族の重みが新興国とでは違うんだよ、』
「それもそうか。あいつにあったらどんなことしよーかな」
『ってカイトは?』
「あーそいつ?エーテルに置いてきた。」
『まぁお前どーなっても知らんぞ?』
「へいへい、ごちゅーこくありがと」
バリス達は酒場に向かうのであった、後にあんなことになるとも知らずにのうのうと生きていくのであった。