第3話「獣人が家族に加わった」
前回のあらすじ
~なんやかんやあってことねたちは安定した衣食住を手に入れた~
キサラギ達との生活してから1週間、なんなく過ごせていた。メイドであるコムギが家事全般を行ってくれていてゆっくりすることが出来ているがのんびりしすぎていて罪悪感をことねが感じている中でキサラギがあることを言い始めた。
「近いうちに私の知り合いの村の子を二人預かることになったから。」
「「知り合いの村??」」
ことねとけーみが声を合わせて言った。
「私が昔お世話になった村があってそこの村長さんから頼られてね。2人とも良い子達だから大丈夫だよ。」
それから三日後に来るということになった。だが…
「キサラギ!大変なんだ!!来てくれ!」
家に来たのはツインテールをした剣士のような人が来た。
どうやら近くに謎の爆破後があったらしく移動中な二人が危険かもしれないから迎えにいってあげようとのことだった。
「それでカコ、キサラギと一緒に入るあの剣士さんは誰なの?」
「あぁ、あの子はコハク。私達の幼なじみの剣士なんだよ。」
「洗濯がまだ残っているので私は残ります。」ということでコムギを除いた全員で来てみるとその爆破後にはモンスターの残骸、そして大きなクレーターが空いていた。そしてその近くには預かる予定であろう二人がいた。その二人には大きな獣耳と尻尾が付いていた。
その二人からの話によると「モンスターに襲われて…逃げていたら後ろから誰かが爆発する魔法を撃ってやっつけてくれたみたいです…」とのことだった。モンスターから救ってくれるならいい人なのではと思ったが、Kundkoがあることを言い始めた。
「でもさ…こんだけの魔法を普通の人が撃てるの?威力が見た感じその辺りの魔法と桁違いな威力なんだけども…」
「確かに…この辺りでこんな威力の魔法を撃てるのっていない…カコもカナも魔法は強いけどそれを越えてるからな…」
「とりあえずさ、二人とも爆発の土汚れがすごいしお家へ帰らない?」
カナの提案によって一旦家に帰ることにした。
「は、始めまして!!私、ケノっていいます!」「えっと・・・こ、こもえです。」
ちょっとおどおどしている猫耳のケノと彼女の後ろに隠れている妹らしい犬耳のこもえが家族に加わった。
謎の爆破後はキサラギ達が追々調べるらしいのでとりあえず二人の歓迎会を開くようになった。