開発区域、ホテル龍神
ー第2話ー
「わぁ~すごいピッカピッカ♪」
「へぇ~できたてのホテルにはいるなんて初めて、なんかワクワクするぜ」
「村興しのキモになってるだけあってなかなか立派なつくりのホテルだな」
それぞれ感激しながらホテルを見回す。
開発の目玉の1つであるホテル龍神は、中は広々としたロビーで天井は高く白い大理石の柱と床が高級感わ演出してくろの皮張りのソファがそれにアクセントをくわえている。
ホテルの受付もおちついた感じの雰囲気で、スタッフも黒い制服がビシッと決まっていてテキパキと対応している。
じゃあまた後でねと、みんなお互いにの部屋番号教えあってそれぞれの部屋にはいる。
しばらくすると勇の部屋のドアをコンコンとノックする音がきこえるので開けると真穂が立っていた。
「ねぇ、次の予定の街案内一緒にまわらない?」
真穂がそう言いながら腕に抱きついてくる、勇はついついその勢いなおされて了承するのであった。
それを聞いてさらに喜ぶ真穂、そして勇は腕にあたる胸の感触に気がゆるみつつも気づかれまいとそれを誤魔化すために、さあ行くかと声を出して歩き出すのであった。