1.プロローグ
ファンタジーが大好きで書いてみました。
拙劣な文でもいいって人は見ていってください。
2015年1月8日改稿。
大陸のやや南に位置する、巨大な湖。
いつもならば静かに輝いているはずの水面は、真っ白に凍りつき、所々氷河のように氷塊が浮いていた。
走り回れるほどに凍りついた水面を、攻撃を躱しながら走る。
鋭い一閃を体をずらすことで回避しする。しかしその隙を狙って放たれた炎球を躱すことができず、辛うじて右腕で庇うことにより直撃は逃れた。
炎球の威力は凄まじく、板金鎧の腕部でさえ溶かし、その奥の肉を焦がすほどだった。
大したことない傷は放置し、氷塊を砕くことにより放たれた礫を、無事な片手で払い落とす。
この僅かな時間で皮膚は再生し、鎧までもが復活していき、腕は元通りとなった。
相手に踏み込むと同時に、両手にそれぞれ剣と盾をストレージから出す。
円状の盾で飛んでくる炎球を払いのける。踏み込んだ先には、自分とよく似た鎧を着こむ大男が居た。
大男に向け剣を振るうが、後ろに跳び避けられる。その隙を狙ってか、今度は焦げ付いたかのようにボロボロな黒衣を着こむ、枯れ枝のような男がこちらへ向け手をふるう。
経験と勘に身を委ね、転がるようにその場から逃げる。
一瞬遅れーー爆音。
近くにあった氷塊どころか、凍りついた水面までもが、砕けて弾けた。
すぐさま起き上がり、痩躯の男を殴りつけようと踏み込むが。それを阻止しようと、大男が剣を振りかぶる。踏み込みを急遽中止し、間一髪避ける。
大男を攻撃しようとすれば、痩せ男が。痩せ男を攻撃しようとすれば、大男が。
さっきからこの繰り返しだ。実力の均衡した敵との複数戦は、予想以上に厄介だった。
これは長くなりそうだ。
剣を固く握りしめ、盾を構えながら。前方に見える敵を油断なく睨みつけ。
男ーートーマスはそう思った。
ちなみに異世界転生、転移どっちも大好物です。
もちろん王道ファンタジーも大好きですよ?