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春-それが初恋だから-  作者: 宮嶋 実果
1/10

〇物語の住人達〇

登場人物です。ネタばれあり。

 ◎小野田おのだ 梅子うめこ 15歳

  九月生まれ。名前に少しコンプレックスを感じている。

  高校は入学したが家庭の都合と、高校側から追い出された事で中退。

  バイト代で週に一回スイーツを食べるのが今の楽しみ。

  クラスメイトからはおのちゃん、小泉家三兄弟からは梅子と呼ばれる予定


 ◎小泉こいずみ 春乃はるの 30歳

  三月三日生まれ。名前に激しいコンプレックスを抱いている自称ホームレス。

  名前の由来は両親が女の子の名前しか考えてなかったから。

  帰る家はあるが、家業を継ぎたくない為、滅多に家に寄り付かずその辺をふらふらしている。

  仕事は適当にしている。(多分)


 ◎小泉こいずみ 涼介りょうすけ 37歳

  七月十日生まれ。世界を股に掛けるプロカメラマン。

  彼の撮るものは専らジャングルや森などに生息する動物達で、滅多に人物は撮らない。

  唯一の例外は愛する息子(3歳)。

  妻には若い男を作られ逃げられた。

  ブラコンの質がある。


 ◎小泉こいずみ 清虎きよとら 17歳

  梅子が7月の始めまで通っていた私立清秋せいしゅう学園の三年生で、学園の王子様的存在。

  十一月二十日生まれ。

  将来の夢はパティシエ希望。趣味はコンビニのスイーツ巡り。甘いモノが好き。

  梅子との接点は梅子が在学時にはなかった。

  後に梅子とはスイーツ同盟を組む。と言うか、同士だと気付く(予定)。

  小泉家三兄弟の末っ子だが、長男・涼介との記憶は無いに等しい。



 〇小泉こいずみ 冬子ふゆこ 58歳

  十二月二十四日生まれ。春乃が女の子であると産むまで信じ切っていた女性。

  夫の育美とはお見合い結婚。

  娘が欲しくて仕方がなかったが、敢無く敗退。

  最後の希望は息子達の子供(息子達の嫁に託している)。

  育児はお手の物。


 〇小泉こいずみ 育美いくみ 64歳

  二月五日生まれ。小泉家当主で小泉カンパニーの社長兼会長。

  妻の冬子とは見合い結婚。

  そろそろ息子に席を譲りたいが、皆、好き勝手している為、老体に鞭を打ちつつ頑張っている。

  妻と同じく、娘が欲しかった為、春乃が娘ではなく、息子として生まれてきたときは、妻と共に悔し涙を流した過去がある。


 〇小野田おのだ たかし 43歳

  元小野田木材加工店の職人兼社長だったが、親会社が倒産した為、余波を受け倒産。

  その際、元々あった負債と下請けを請け負っていた際の負債が原因で、現在はマグロ漁船の組員。

  明るい性格なので、現在は借金返済が第一と頑張っている。


 〇小野田おのだ 杏子きょうこ 37歳 

  夫の孝とは職場結婚。結婚前は事務員。

  夫と同じく前向きで明るい性格なので、貧乏でも明るい。

  親会社がライバル会社の競争で倒産した後は、お弁当屋さんでいち早くパート社員の内定を勝ち取ってきた猛者。

  梅子に少しだけ罪悪感を感じているが、基本、放任主義。


 〇小泉こいずみ 涼舵りょうた 3歳

  小泉家長男・涼介の愛息子。

  父と世界各地のジャングルや国々を巡っている幼児。

  ゲームや漫画より、現地の子供達と遊ぶ方が好きな野生児。

  三歳児でありながら、日本語以外の外国語をいくつか操れる。



                   以降、増えゆく可能性あり・・・。

 

 

 

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