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出会いのきっかけ 2
女教師 「明日から本格的に高校生活が始まります!
気を引き締めて明日から元気に登校して来てくださいね!」
起立 礼 さようなら!!
そして、生徒全員帰る準備を始める。
クレハも急いで帰る準備をする。
(また面倒なことにならないうちに・・・)
後ろから、声をかけられた気がするが
クレハは、無視してそそくさと教室、そして学校を後にする。
夕日に照らされながら、一人で歩く帰り道。
いつもと変わるぬにぎやかな商店街に差し掛かる。
クレハは、この商店街が好きだった。なにより、ここの人たちは優しいから。
八百屋のおじさん 「おっ!今日から高校生になったのか!悪そうな男には気をつけろよ!襲われそうにそうになったらすぐに叫ぶんだぞ!!おっちゃんがすぐに(ry」
八百屋のおばさん 「少なくとも!!こんなバカ店主のような男と友達になるんじゃないわよ!クレハちゃん応援しちょるからね!」
満天の笑顔でおじさんとおばさんは、そう言った。
クレハは苦笑いを浮かべつつ、軽く礼をして再度歩き始める。