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姉ちゃんは中二病、10周年記念のなにか。

作者: 藤孝剛志
掲載日:2025/10/15

2013年8月30日に作者の一作目「姉ちゃんは中二病」がHJ文庫より発売されました。

ということで作者は2023年で商業デビュー10周年ということになるのですが、記念に何かしてみようか。ということで書いてみたものです!


そういった事情のため「姉ちゃんは中二病」を知らない人のことは一切考えていない内容となっています。


あと、アニメ化のタイミングということでそのあたりに触れた内容になっています。

睦子「どう考えてもアニメ化するなら私たちだと思うわ!」


雄一「いや、無理だろ」


睦子「なんで!? スタンダードなラノベの要素とりそろえてるし! アクションも派手だし! 適度に苦戦とかで盛り上げられるし! なんなのよ、即死チートって! そんな小学生が考えたみたいな安直な無敵能力なんてアニメにしていいものじゃないと思うわ!」


雄一「コミカライズもされてないし、7巻で打ち――」


睦子「第一部! 完!」


雄一「この手のやつで、第二部がはじまるのはそうとう珍しいと思うけど。多少はあるかもしんないけどさ」


睦子「アニメ化するんなら! ついでにこっちにも目を向けなさいよ!」


雄一「売れなかったんだよ! だからこの話はこれで終わりなんだ!」


睦子「その語りをするなら、ちゃんと、でも、そうはならなかった、ってやりなさいよ! まあいいわ! ということで! 姉ちゃんは中二病10周年記念座談会をはじめるわ!」


雄一「座談会って言われてもなぁ……今さら何を語る必要があるってんだよ」


千春「ふふふふふっ! いやあ、アニメ化されない奴らが集まって、座談会だなどと。悲しいほどに滑稽ですなぁ!」


雄一「えーと……誰だっけ?」


千春「我は壇ノ浦千春! 壇ノ浦流弓術の正当後継者……の姉だ! なので後継者のようなもの! 実際、皆伝は僕の方が先に得たからな!」


雄一「ああ、弓をエクステンドした奴か。あれ、姉ちゃんが作ったんだよな?」


千春「その節はお世話になりもうした」


雄一「あんた、それほど登場してなかっただろ?」


千春「んんー? それでやり返したつもりかぁ? 拙者わぁ? アニメになるのですがぁ?」


雄一「そうだった。一人称が安定しない奴だった。アニメになるってなんだよ」


千春「壇ノ浦流弓術がアニメになるのですがぁ!? お主の過剰防衛術はアニメにならんのですがぁ?」


睦子「むぅ! 何やら喧嘩を売られているようだけど、アニメに出るのは妹さんのはずだわ! あなたは関係ないじゃない!」


千春「ぶふぅー! 何やらほざいておりますが、妾はアニメに出るのですがぁ?」


雄一「どういう経緯でだよ」


千春「よく思い出してみるがいい。壇ノ浦もこもこの登場シーンのことを! 原作では! 姉の千春にそっくりだとある! つまり、俺の存在は即死チートという話の中でも言及されているのだ!」


睦子「なるほど……でも……何かおかしくない? もこもことあなたって似てないわよね?」


千春「そ、それはだな! イラストレーターが違えば変わってくるものなのだ! あれはアバター! 仮の姿であり! 写像というわけなのだ!」


睦子「で、本当に出るの?」


千春「それは……言っては駄目な気がするので! 二話に注目しろと言うに留めておく!」


雄一「出るにしても一瞬だろ」


千春「なにを! ま、まぁよい! アニメに出られないやつの遠吠えなど私の内耳にまで届きもせぬわ! まあ、わたくしの伴侶ということなら、出たも同然ということにはなるかと思うが?」


雄一「俺はアニメに出たいとか言ってないだろ」


千春「そうだった! アニメうんぬんは睦子殿が言っているだけか!」


雄一「で、何を話すんだよ」


睦子「そう言われても……アニメ化にかこつけてしゃしゃり出てきただけだし……10周年だからといって何をやるわけでもないし……」


雄一「ノープランかよ!」


千春「ふむ。ならば小生が話題をふってやろう。実際の所、二部の構想といったものがあるのか?」


睦子「ノープランね!」


雄一「おい!」


睦子「でも適当に怪異とか出して、しばいとけばどうにでもなるわ!」


雄一「まあ、吸血鬼がらみの話とか、織原先輩とか、鬼がどうのとかほったらかしのネタはいろいろあったような気もするけど」


千春「そういえば、お主の魔眼ソウルリーダーは出落ちすぎるだろう。後半ほぼ空気だったのだが」


雄一「それは最終的には無くなったからいいんだよ!」


睦子「二部に引きずらなくてよかったわ! きっと扱いに困っていたと思うもの!」


雄一「とにかく第二部で何やるかとか、具体的なのはなかったんだな」


睦子「いえ! ちょっとやりかけていた、VRMMOをアネの力で無双する、があったはずだわ!」


千春「それは……なんだかパクリくさくてヤバイ気がするんだが……」


睦子「大丈夫! これはカネの力の鰤牙先生に許可を取ってあるから!」


雄一「許可って言ってもそんな、数年前の話を大義名分にして大丈夫なのか?」


睦子「大丈夫よ! 多分! 鰤牙先生の尻の穴はでかいに決まってるわ!」


雄一「ちょっとやりかけてたのに続きがないのは?」


睦子「ただの怠慢ね! まぁ、オチはリアルでカチコミかけてゲーム内で勝てないラスボスをぶっとばす。ってものだから、それだけわかってたら問題ないともいえるわ!」


雄一「いや、そもそもそのラスボスすら出てきてなかったかと思うんだが……まぁいいや。どうせやらないんだろうし」


睦子「座談会ってこんな感じでいいのかしら!」


雄一「よくなさそうだけど、もう面倒だし」


千春「うむ! 我が輩はアニメの話さえできれば満足だ! 2024年1月放映開始だ!」


睦子「ええ! 直接関係ないけどよろしくね! でも、できればこっちもコミカライズぐらいはやってほしいわ!」


雄一「それは……どさくさまぎれでもムリだろ……」



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