第六話「魔理沙、フランVSフリカ、ユズア」
フリカ「あー!!またお姉様だけずるい!私だって私だって、遊びたいのに……何でなんで、いつもいつも…私、ばかり除け者扱いなの?」
フラン「フリカ、ユズア…別にあなた達だけを除け者扱いしてる訳じゃないのよ??」
フリカ「お姉様……でも!!そうやって私だけ除け者にしようとしてるんでしょ!?」
フリカが大げさに大きな声で言う。
フラン「違うよ、二人のためにやってるから仲間外れになんかしてないからね?」
ユズア「じゃぁ教えてよ、お姉様僕達はいつここに出られるの??何で?教えてよ??…僕もフリカも待ちくたびれたんだよ」
フラン「……ちゃんと話すよ?だから、それまで待ってね?お願い、フリカ、ユズア。私の為に、魔理沙と戦ってよ?」
フランは宥めるようにそういうがフリカは大きな声を出す。
フリカ「嘘だ、嘘だ!いつも、いつもそうだ、フランお姉様は私の気持ちよく分かってるって思ってたのに!酷い酷いよ!お姉様のバカァァァ!!スペルカード発動 狂符「狂気に宿りし眼」
そういうとフリカはスペルカードを発動する、すると眼がたくさん現れてそこから弾幕がやってくる。
フリカ「スペルカード発動 禁忌「レーヴァテイン・改」!!おりゃァァァ!!」
フランは襲いかかってくるフリカをレーヴァテインで跳ね返す。
フラン「ッッ……はぁ、聞き分けの悪い子ね、魔理沙手伝って!スペルカード発動 禁弾「カタディオプトリック」」
魔理沙「え…あ、あぁ分かったのぜ、スペルカード発動 魔符「スターダストレヴァリエ」」
フリカ「スペルカード発動 QED「450年の波紋」」
フラン「うぐっ、スペルカード発動 禁忌「禁じられた遊び」」
フランが攻撃するとフリカ達は倒れる、そうしてフランは二人に抱きついた。
フラン「フリカ、ユズア……お願い言うこと聞いて?ごめんね…」
フリカ、ユズア「お姉さ、ま??何で抱きつい、て?お姉様は……僕、私達のこと嫌いなんじゃないの?」
フラン「嫌い?嫌いなわけないじゃない、私にとって貴方達はたった一人の弟で妹なんだから……」
フリカ、ユズア「お姉様…ごめんなさい。ぼく、ぼく……わたし、私……」
二人はそう言いながら泣きつく。
フラン「大丈夫、これが終わればフリカもユズアも自由になるわ」
フリカ、ユズア「うん!分かった、僕、私達もそれ手伝……うぐっ!?」
フラン「フリカ?ユズ、ア?ヴッ……何こ、れ…っ…な、なんでお前が……出てく、るな……ぁ……うぐっ」