第三話「異変の始まり」
魔理沙「あぁ、そうだな…霊夢、行くか。あ、でも優美奈はどうするのぜ?」
霊夢「そうだ、どうしよう…」
優美奈「あの、私もそれ同行したいです!ダメですか?」
霊夢「は、はぁ!?何言ってるの?これは、異変解決なの、貴方が危ないのよ?ま、魔理沙も言ってやりなさいよ!」
優美奈「大丈夫です、無茶とかしないですし…」
優美奈をどうするかと言う話になったが当の本人は行く気満々である。
優美奈(それに、この能力が役に立つなら役に立ちたいし)
魔理沙「分かった、霊夢、本人もこう言ってんだ、大丈夫だろう?」
霊夢「………分かった。じゃ、異変を解決しに行くわよ」
魔理沙「おう!」
優美奈「うん!でも、どうやって行くの?」
霊夢「あ、そういえば…」
魔理沙「じゃぁ、」優美奈私の後ろ乗るのぜ」
優美奈「ふぁ?、魔理沙の後ろ?」
魔理沙「あぁ、箒に乗るのぜ」
優美奈「分かった!」
魔理沙「じゃぁ、行くぜ」
霊夢「えぇ、行きましょう」
魔理沙がそういうと優美奈は魔理沙の後ろの箒に乗り魔理沙の掛け声で霊夢も空に飛び紅い霧の発生元へ行く。
とある精神世界では………
???「あー、退屈だなぁ…」
???「ねぇ、夜……、奈」
???「あ?何だよ、メ、……リー」
???「本当にいいのね?"あの子"のきお、……を起こしても」
???「いいよ、この異変は……あいつの力が鍵だろうし"あいつ"のきお、…を蘇れば俺はここから出られるからな、あのぼ、……しの封印が外されたらだが」
???「分かった、夜、…奈、じゃぁ私行くね」
???「あ、これあげる。まぁそんな足りないと思うが」
???「これ…夜、…奈の力??ありがとう、これ遠慮なく使うね」
二人はそう言い終わると別れていった。
優美奈「はっ、ここは?」
するとそこに優美奈が現れた。
???「ここは精神世界、貴方の中の世界よ」
優美奈「え、あ、貴方は!?」
???「私?私は貴方の人格かな?更なる強みを握りたくは私と変わってみなさい」
優美奈「え、え、あの…」
???「ごめんなさいね、分からないよね。ここは貴方の精神世界で、私は貴方の人格よ」
優美奈「私の人格ぅ?え?私と変わるって?」
???「そう、貴方の人格、貴方と変われば勝てる確率は高い、どうする?」
優美奈「分かった、変わる」
???「そう、変わるとき合図するわ」
優美奈「うん!」
困惑する優美奈にどうにかこうにか説明すると納得したのかうんと言った。
霊夢たちは空から下に降りる。
優美奈「大きな館、こんな所にこんなのあるんだ」
霊夢「ここは紅魔館よ、吸血鬼が住んでる」
優美奈「紅魔館!?…、吸血鬼!?幻想郷は凄いなぁ……」