呼吸音
地面の呼吸音が聴こえる
雄大なる大地は死んでるのではなく
確実に生きている
地面の鼓動に合わせて私の心臓音が響いてる
私は生まれながらに目が悪い
そのせいなのか
音に敏感であるのは必然なのかもしれない
学校で鳴り響く音は不協和音
人をいじめる音がする
学校の中に私の居場所はない
そう
学校に行かずに大地と会話を出来たなら
この人生は
輝けるものとなるのを信じている
叶わない願いだとは思う
親と人の目を気にしている現状は
何かをうまく作り変えるのが
とても難しく感じている