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エッセヰ

おかあさんちょきん・親の権力振りかざしな節約術()により強いられた、ブン捕られ生活

作者: 幻邏


 おかあさんちょきん に、ザワリとした人、手ぇあげてー(๑・д・๑)ノ


 どうも、お母さん貯金に、お金をブン捕られた額6桁の物体げんらです。

 おかあさん銀行と言う呼び名もあるそうです。


 ザワリとする経験を持たずして育った方が、心底羨ましき!

 ちなみに、盗られたのは未成年の時です。



 ちなみに、お母さん貯金とは、お年玉などを「あなたはまだ子供だから、お母さんが預かっていてあげる」と言いながらお金をパクっていく事です。(違います)


 中には、きちんとしっかり預金して、何かの節目で渡してくれるかーちゃんもいるらしいのですが、げんらはそんなかーちゃんなんて都市伝説だと思っています(きちんといます)



 では、恐怖体験いってみよー(๑・д・๑)ノ



 まず、ド定番【お年玉】

 年齢1桁くらいのときに、親戚廻りをした事が一度だけありました。

 いとこやハトコに会ってお泊まりしてあそんで、を何軒かくりかえし、お年玉ほっくほくで、これまでの最高額! ひゃっほう!

 とか思っていたら、母親が丸ごと持っていきやがりました。

(; д )==== ゜ ゜

 親戚への挨拶に使った菓子折り代と、親戚のガキンチョたちに渡したお年玉の補填として、子供がもらった物を奪うのです。


 いまだに忘れられません。

 そこらの盗賊もびっくりですよ。きっとかーちゃんの前世は盗賊のお頭。



 そして、月日は流れ……

 前にブン捕られたお年玉とは別の、今まで預かっていてもらったお金を返してもらおうと思ったら、すべて消えていることが発覚。


 それからは、かーちゃんじゃないホンモノの銀行口座が私を金を守る。

 なので、これからはお年玉たまるぞー! と意気込んでいたら、家計が苦しいので、とお年玉減額交渉を私にだけしてくる母親。

 昔から思ってはいましたが、とんでもない親です。節約術とか思っているんでしょうか。



【バースデープレゼントの減額交渉】

 ちなみに、誕生日プレゼントの減額も、数年に渡りやられました。

 4月生まれなワシ。しかもとーちゃんの給料日前に誕生日がきます。

 4月は新学期ということもあり、何かと物入りです。

 そこで、カツカツになるため、物分かりのイイ(諦めている)げんらには減額交渉がしやすいんでしょうね。


 親から見たらけっこう金浮いてますよ。だって金額お誕生日プレゼント限度額1000円っすもん。

 ちなみに、姉(10月生まれ)・妹(6月生まれ)は減額が一切ありませんでした。解せぬ。



【約束の反故】

 高校は、親の希望するところに行けば、バス通学かつ交通費は親持ちという条件の元、そこに行ったのですが、2ヶ月で覆されました。


 ある日チャリンコを買ってきて、来月からは自転車で行ってね。

 バス定期券代は、今月までしかお金出さないよと。

 高校まで片道13キロあるんですがががが……チャリンコ50分漕ぎっぱなしなんですがががが。


 でも、慣れるもんなんですね。片道13キロなんて1週間もすれば、普通の移動距離!

 ちなみに、バスに乗っている時間は45分でした。通学時間はあまり変わらない。

 ここから私の距離感は、少々バグりだす。

 チャリンコ10キロが、近い距離と思ってしまうようになったきっかけデスね。


 そして、高校2年からはバイトして、雨の日のバス代と冬の定期代は自分で払ってね。と。

 反故ってます、見事に。

 それなら自分が行きたかった高校に行けばよかったよ、チクショウ。後の祭り。


 これ、姉が「げんらだけ、バス代出してもらうのズルい」とおほざきになられまして、こうなったのです。

 姉は頭が[げふんごふん]で、ランクの低い高校にしか行けなかったので、交通費などは親が出さない、と事前決定しておりました。

 なのに、げんらだけ出してもらうのはズルいを言い出しました。


 正論で応戦しましたが、姉のわがままを親は優先しました。

 ワシの優先度低いのはわかってるけど、ここまでやるか? ってのが正直な感想です。


 約束として出すお金ではあったものの、出費がない方が嬉しいもんね。約束・信用・信頼よりも金を選んだ親です。



【進学費用ブン捕り】

 バイトをして進学費用を貯めてました。

 バス代や携帯代もあるので、正直キツかったけれど、週6でアルバイト。

 物価の高い地域も低い地域も、携帯電話代は変わらない。時給額はかなり差があるのにねっ!


 あと、当時からヲタクだったのもあり……かなり画材に注ぎ込んでいまして……中々貯まるのは遅かった(やや自業自得

 


 んで、何とか貯めたお金ですが、進学したくねぇなぁ。となり、親と喧嘩をした際に、とーちゃんが進学費用はだしてやるから! となりまして、出してもらったはずなのですが、ワシが貯めた金が何故か、かーちゃんに奪われました。


 ちょっと いまだに よく わかってません


 ちなみに親はブン捕った金に、2万円をプラスするだけで、進学費用出した気になってます。解せぬ。



 そんなこんなで、ブン捕られる生活・本来出してもらえたはずのお金が覆ってしまう事なんて、当たり前な日常だったのです。


 おかあさんちょきん というクソみたいな制度を、世に浸透させたやつを、助走をつけ、遠心力乗せ乗せで殴らねばならぬと言う使命感に燃えますよね。燃え尽きてるけど。

 いや、1番の原因は金に汚い母親ですけどね。



 今は、実家を出て、それなりの年数が経ちました。

 貯蓄残高が、ヲタク生活をしていても増えているという環境に、時折感動してしまいます。

 実家は、気付けば金がなくなる魔境でした。



 現状を嘆くコのエッセイをだいぶ前に複数見て、こんな生活してたよ。でも、今はこんな風にのんびり笑い話(エッセイ)に出来てるよ、と伝えたいと、思ったけど……。

 なんか違くね……? (ノ・ω・`)??



【結論】

 おかあさんちょきん 滅べ

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― 新着の感想 ―
[一言] うちかと思った。 お年玉のくだりは懐かしい〜と思いながら読みました。 学費以外はほぼ同じです… 私は誕生日が1月なので、クリスマスプレゼントと誕生日プレゼントとお年玉をまとめられました。
[一言] でも結婚する時に千万入った通帳渡されたんだよな……
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