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第七話



『ババアの顔も見飽きたぜ。ファイナリティブラスト!!!』


「そんな馬鹿な! この僕が! このダークネスがあああ!!!!!!!」



 ドッゴオォン!!!!!



 決着! 勝ったのは太陽王子であった




 ◇




「すげぇ……ババアを殺りやがった……」


「ああ…すげぇ……」



 シュタッ




 戦いが終わり月面へと降り立った太陽王子が二人の下へとやって来た。

 太陽王子は清々しい顔付きで改めて二人に感謝の言葉を伝えると彗星王子の肩を叩きミクロンから引き離した上で内緒話を行う。


 そして、ミクロンが再び彗星王子の顔を見た時には以前のアホ面は完全に消え去っており、どこか暗い表情ながらも凛とした顔付きへと変貌していたのであった。

 彗星王子に何が起こったのかミクロンに知る由もなかったが、それから直ぐに彗星王子からミクロンに対して別れの挨拶がなされたのだ。




「ミクロン君、達者でな」


「はあ? ちょい待ち、別れるのは仕方がないけどさあ……その前に俺を家まで送ってくんないかな」


「それは出来ない」


「は? おいコラァ! 彗星てめえ冗談は顔だけにしろよ?」


「さらばだ」


「おい! おいってば!! 一体どうしたって言うんだよ! 俺一人じゃ帰れねーんだよ! てめえもわかりきってんだろうが!?」


「すまない……もう無理なんだ……」


「だから」


「君は二度と家に帰れない。そして私は力不足だ。さようなら」


「なんだってんだよ彗星!!! 俺達に友情は芽生えたんじゃなかったのかよ!!!」




 タッタッタッ ゴゴッ―――――




 ミクロンの説得も空しく彗星王子は飛び立ってしまった。

 そして、途方に暮れるミクロンに対し背後から忍び寄っていたのは太陽王子その人であった。





 ◆遂に次回最終回です。やったあ!!!◆






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