番外編⑩ 『影、ついに眼帯を脱ぐ!?猫耳コートの真の力』
了解しま
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夜。任務帰りの一行は、久々に温泉宿に立ち寄っていた。
蒼「ふーっ、やっぱ風呂はいいな……」
楓「お湯、気持ちいいね~♪ 蒼ちゃん、肩こり大丈夫?」
紅「……やっぱりあのバストのせいね。揉んどく?」
蒼「やめろおおお!毎回揉まれてたまるか!!」
すると、その背後。湯けむりの彼方に、ひとり黙して湯船に浸かる影の姿。
蒼「あれ?影、コート着たまま……?」
影「……温泉用防水特殊コート」
楓「猫耳も湯気でふにゃってる~♡」
紅「っていうか、なんで風呂でまでコート着てんのよ!」
影「……見せられないので」
蒼「何が!?お前、何が隠れてんだよ!!」
そのとき、外で突如として爆発音が響く!
ドォォォォォォンッ!!!
宿の外に現れたのは、黒装束に身を包んだ謎の刺客たち――
名もなき暗部部隊《影喰》!
紅「チッ、来やがったわね!」
楓「こ、こんなときに~!」
蒼「クッソ……タオルだけど行くしか――」
影「……下がって。私が行く」
蒼「影……お前、まさか!」
影はそっと、右目の眼帯に手を添える。
影「解放。コード:神目解放」
バシュッッッ!!
眼帯が外れた瞬間、金色の光が空を裂いた――!
その瞳は真実を見通す神の眼《神目》。
見たもののスキルを完全トレースし、未来予測まで可能という禁断の力。
蒼「これが……影の、力……!」
そして同時に、影のコートが裂ける。
ブチィィィッッッ!!!
蒼「……おい待て!?服まで脱げてない!?鎖はどうした!!」
楓「ゴスロリ戦闘服!ま、まぶしっっ!」
紅「くっそぉ……なにこの完璧スタイル……!負けたッ……」
影「……全裸じゃないからセーフ」
敵「なっ、なんだこの光ッ!?目が……目があああぁッ!!」
影「――終わりだ」
ズバァァァッ!!!
たった一閃。すべての敵が昏倒していた。
――沈黙。
湯気の向こうで、蒼はぽつりと呟いた。
蒼「……あのコート、なんで猫耳ついてたんだっけ?」
影「聴覚強化。あと……趣味」
蒼・紅・楓「そこは素直に言うんだ…」




