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第56話 愛しいきもち

最終話です。

フォード弁護士が帰った後



リサとブレッドは

何も言わずに

ただ

抱き締め合っていた。



空の上で

僕たちのこと喜んでくれているね




えぇ


だけど

ワグナーご夫妻が

かつてのお家を下見に行かれて

事故に合われた


もしかして

私に会いに来てくださったのだとしたら…


ご夫妻にはもちろん

あなたにも申し訳なくて…




リサは

ブレッドの胸で泣いた。




リサ

何を言うんだ


そんなこと気にしないで


僕たちがこうしていることが

リサと僕の両親の

長年の望みだったのだから




そうね…




そうだ


リサの家と

僕のかつての家


別荘として残しておこう




両方とも?




あぁ

どちらも




僕らが出会い

幼い心を通わせた

思い出の家なのだから




ありがとう




これで

両親の遺言書通りになったね




そうね




両親も祝福してくれていると思うと

すごく幸せだ





数ヵ月の後


リサとブレッドは

結婚式を挙げた。


両親こそ出席できなかったが

友人や同僚に祝福されて

あたたかい式となった。





リサとブレッドは

別荘と称した

リサの生家に来ていた。




夕暮れ時


ライトアップされた

思い出の噴水を見ながら 

ベンチに座る二人。




新婚旅行なのに

昔の記憶のせいか

長年 連れ添った

夫婦みたい




ほんとだね



隣同士になったこと


お互いの家に

息子と娘が生まれたこと


親族以上の間柄になれたこと


すべてが

奇跡のようだね




そして

離れ離れになったのに

再会して

愛し合ったこともね




照らす光が反射して

噴水の水がキラキラと輝き


それを見つめる二人の

お互いを思う心が

噴水のように

溢れてくるのだった。





拙いお話にお付き合いいただき、心から感謝いたします。

ご意見、ご要望などお寄せいただけると、次回作に挑戦するかどうかの参考にさせていただきますので、お待ちしております。

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― 新着の感想 ―
[一言] ブレッドさんがずっとスマートでカッコよく、リサさんもとてもかわいくて素敵な方だなと思いながら読ませていただきました。 文章の書き方がそう思わせるのでしょうが、まるでアルバムを見ているかのよう…
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