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第4話 決行のとき

勢いで投稿を始めました。拙い作品ですがお読みいただけることに感謝しております。

翌日

ホテルで遅めの朝食をとりながら

リサは考えていた。


今更ながら

自分の行動があまりにも衝動的だったと

恥ずかしくなる。


だけど

幼馴染みを心配する思いは押さえきれなかった。


自分も両親を亡くし

胸にポッカリ穴が開いたような日々を

やっと乗り越えてきた。


事故から1ヶ月が過ぎて

少しは落ち着いただろうか。


顔を見て 元気そうならそれでいい。



コーヒーを飲み干すと 立ち上がり

フロントへ向かう。



チェックアウトの時間を過ぎて

フロントは閑散としていた。




すみません

お聞きしたいのですが




はい

どのようなご用件でしょうか




ワグナー氏にお会いしたいのですが




社長にですか?




えぇ




お約束はございますか?




いいえ




ご宿泊のお客様ですね?

ご用件をお伺いしてもよろしいでしょうか?




ただ 会いたいんです




はぁ…




あっ

私はワグナー氏の幼馴染みです


今回の事故で

彼が心配になって訪ねてきました




確認してご連絡いたします


お部屋でお待ちいただけますでしょうか




わかりました

1021号室です




承りました




そうしてリサは

部屋に戻ってフロントからの連絡を待つ。



彼を訪ねてきた具体的な理由がないと

会えないだろうか…



部屋に戻ってから30分が過ぎる頃

部屋の電話が鳴る。




「お待たせして申し訳ございません


社長のスケジュールを確認いたしました


このあと

14時からでしたら

お目にかかることができるとのことです


ご都合はいかがでしょうか」




「はい 大丈夫です」




「それでは

14時にWグループビルの

社長室にお越しください」




「えっと それはどちらに…」




「本社オフィスビルはすぐ近くですので

15分前に

ホテルの玄関に車をご用意いたします」




「ありがとうございます」




電話を切ると

急に緊張でドキドキしてきた。




シャワーをすませて

支度をしなきゃ




洗い髪を乾かし

念入りにブラッシングをする。


ブロンドの髪が艶を増して

輝いていた。



メイクはいつも通りのベースメイク。


ピンクのルージュをつけると

肌の色が更に白く見える。




新しい洋服を買えばよかったなぁ



ホテルの部屋のクローゼットを覗いて

持ってきた洋服を見ながら呟いた。



レースがふんだんにあしらわれた

クリーム色のワンピースを着て

鏡の前に立ってみる。




まぁ こんなもんかな



決して流行の装いではないけど

清潔感のある印象よね




自分に言い聞かせて部屋を出る。



エレベーターを降りて

玄関に向かうと


すでに車が待っていた。




リサ フランルさんですね




はい

よろしくお願いします




ドアマンが名前を確認して

車の後部座席のドアを開けた。



シートに滑り込むと

緊張から 顔が火照る。



車は オフィス街へと進み

とあるビルの前で停まった。




到着いたしました



と 運転手が告げると

すぐに外に出て

リサの座席のドアを開けた。



車から降りたリサは




お世話になりました




と 運転手にお礼を述べて

ビルの方へ歩き出した。


気に入っていただけたらうれしいてす。

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