好きだの、愛してるだの言わないもんで
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。
R15では無いですけど、彼氏さんがグイグイ行きます。
苦手な方はご注意下さい。
え? 何? あの子の事がもっと知りたい? あの子に聞きゃいーじゃん。……あぁ、成程。はぐらかされるのか。まぁツンデレだからね。あの子。素直じゃないんだよ。君のヤンデレな愛を少しばかり分けてあげて欲しいけども……。まぁ難しいだろうね。照れ屋だもん。
自宅デート。グラスを二つほど持って、部屋まで戻ると、女が慌ててスマホのカバーを閉じた。それから触れられ無いように、俺から離れた位置にさり気なく置くと、はぐらかす様に笑顔を浮かべた。視線が......合わない。
「そんなに焦ってスマホ閉じなくても、覗いたりしねぇけど」
グラスに麦茶を注ぎながら問いかけると、問い詰めた時よりも自然な笑顔になる。むくれた顔を拝むのが好きなのだ。
元々、人を揶揄うのが大好き。人を食ったような行動で、真意を曖昧にする。でもその一線を超えた時の反応が堪らなく可愛くて、愛していた。
女は自分が優位に立っているのかと勘違いし、揶揄う口調で首を傾げた。
「浮気を疑っているの?」
「別に。浮気相手がいるなら、どんな奴か見てみたいけどな。どんな顔で、髪型で、性格で、癖は何で、どうされるのが好きで、世間体はどうで……」
「あぁ、うん……。君はそういう子だったね……」
相手の表情が怪しくなって行く。焦った様に注いがれた麦茶に手を伸ばし、先ずは一口。落ち着きなく指が蠢く。さて、トドメの一言でも。
「まぁ、アンタの趣味嗜好を理解してないのを反省し、良い機会だと思って、情報収集くらいは……」
「浮気じゃないから、しないで!?」
勘弁して欲しいと言わんばかりに悲鳴を上げた。毛を逆立てて、堪えきれない様に目を瞑って、顔を赤くした。うん。やはり可愛い。このギャップが堪らなく大好きで、自分だけのものにしたい常々思っている。
俺は床に着いた手の甲に自分の掌を重ね、さり気なく間合いを詰める。指の隙間に指を入れ、さり気なく絡ませる。吐息混じりに問い掛けると、もう、此方のペースだった。
「じゃあもっと教えて欲しい。何見てた」
「......前にハマっていたキャラ......。今は比較的に落ち着いた推し......」
「へぇ......こんなのが好きなのか」
スマホを預けられる。ロックは掛けられておらず、画面一杯にイラストが表情される。
黒髪だった。ちょっと童顔だった。より明確に言えば、俺とは似ても似つかない様な奴だった。嫉妬してスマホを叩き割るのを堪え相手に返す。
「好きなものを好きって言うの、恥ずかしいんだよ......」
「じゃあ、言わせて進ぜよう」
さり気なく腰に手を回して目を合わせる。
え、結局上手くいかなかった? 聞いたけど、何時も通り、真っ赤になって後退りされた? だからアンタに聞いたんだよって......。えー......そう言うのは、本人に......。はいはい分かった分かった。
あの子は本当に好きなものは、好きとか言わないんだよ。面倒だろうけど、察しろバカって奴だから。常日頃から言わせようとしても言わないのは、それだけ好きって事だよ。
ふふん。嬉しいかい?
相手のことが知りたくて堪らない彼氏ネタです。
取り敢えず、浮気されたら相手のことをめっちゃ調べる。
自分と同じタイプか違うか。
んで、死んだ目で「こんな奴がタイプか……」となるタイプ。
片足ヤンデレなんで、半殺しくらいは。
彼女さんは彼女さんで、ほんのりツンデレ。
彼氏さんの顔がどタイプ。
ずっと見てるとしんどいので、偶にほとぼりが冷めた推しキャラを見る。(やっぱり好きだなぁとか思う)
んで、目を合わせてははぐらかすタイプ。
以下、大して読まなくても良い後書き\( ゜∀ ゜)/
ヤバい言葉の羅列です( ˙꒳˙ )
背後とられるのが苦手です。
際どいものばっかり見てるので、覗かれるのは公開処刑なんですよ。
いわば、自分の小説を目の前で音読されてる感じ。
そんな話もおいおい。
スマホ弄ってる時に、悪気なく覗きにかかるネタ。
こんなのが好きなんだー( ˶'ᵕ'˶)
と言ってる最中、半泣きで逃げてしまうネタ。
んな事されたら、私はスマホを叩き割ります( ˙꒳˙ )
絶叫と共にハンマリングです( ˙꒳˙ )