包囲網を突破せよ
今回、なかなかの頭脳プレイをします。
シカタ達は囲まれていた。
空手のヴィラン 柔道のヴィラン 合気道のヴィランの三人衆だ。
空手ヴィラン「ふはははは わしの空手を見せてやる!」
空手ヴィランは、チョップで岩を破壊し礫の雨を降らせた。
シカタ達に地味にダメージが通る。
僧侶「このままでは全員やられてしまいます。何か策はありませんか?」
シカタ「一旦、森に隠れるぞ。」
シカタ達は森に隠れた。
シカタ達は適当な木に隠れていると「おじさーん」という声が上からした。
シカタは上を見上げるとなんと、少年がつけてきていた。
シカタ「少年 いつから、つけてきたんだ。危ないじゃないか」
少年「おじさん達 困ってるね 助っ人が必要なんじゃないの?」
シカタ「何か策があるのか。」
少年「僕の転移魔法でいったん前の街に戻るって方法もあるんだけど、どのみち、あの三人がいる限り、次の次の街へは行けないよね。そこで僕だけ、次の次の町まで行けるようサポートして欲しいんだ。」
囚人「少年だけ、次の次の町に行って意味があるんでゲスか?」
少年「まあ、聞いてよ 転移魔法ワープは、行った所のある町なら、転移できるんだ。僕は次の次の町へは、行ったことがないから、行けないけど、一度でも街に入れば移動先に登録されるんだ。」
僧侶「それは便利な魔法ね。それでどうするの?」
少年「僕が町に入ったら転移魔法で僕が住んでた町に戻るんだ。」
囚人「ほえー」
少年「僕が町に入ったら君たちは、この転移アイテム 飛行の翼 消耗品だけど僕の転移魔法ワープと同じ効果があるよ。これを使って前の町まで戻って欲しい。そうしたら僕はワープで前の町に戻って、君たちと円陣を組んでワープで新しい町に移動すればいいんだ。」
全員に飛行の翼が渡された。
柔道ヴィラン「そこにいたか」
柔道ヴィランに見つかった。
「わしの柔道を見せてやる」と柔道ヴィランは木偶人形を投げつけてきた。
シカタ達は避けたが地面に落ちて割れた木偶人形の破片がぶつかってダメージを受けた。
柔道ヴィラン「かーかっかっか 柔道家を舐めるなよ これが柔を以って剛を制す柔道技の完成系じゃい」
シタカ達は慌ててその場を離れた。
シタカ達は少年を次の街へとおくるため、町まであと少しの距離まで近づいていた。
あと、100m 70m 40m 10mの距離に迫った時、合気道ヴィランが回り込んできた。
合気道ヴィラン「わしの合気道はどんな攻撃も受け流す かかってこい」
シタカは、合気道ヴィランに体当たりしたが、合気道で転がされてしまった。
シタカ「今だ!」
少年は町に入ろうと合気道ヴィランにタックルした。
合気道ヴィラン「無駄だ!」
合気道ヴィランは、少年を転がしたが、攻撃を受け流す方向を計算済みだ。その勢いを利用して少年は町に入った。
合気道ヴィラン「しまった!わしとしたことが」
全員は、飛行の翼を使用し、前の町に戻った。
少年がワープしてきた。
少年「よし ワープで次の次の町行くよ」
全員で次の次の町へとワープした。
チームプレイの勝利ですね。次回、次の次の街編が始まります。