第7話 魔法と魔力
「ふぅ、食った食った」
刀袮は、サンドイッチを食べた後にそんな言葉を口にする。
するとヤルダバオトは口に残りのサンドイッチを詰め込みまだ飲み込めていないのに話し始める。
「さぁ、じゃあ魔法の「待て待て食ってからでいいよ」」
そう言われて、ヤルダバオトは少し耳を赤くしながら口の中のサンドイッチを飲み込む。
「さぁ、じゃあ魔法の訓練を始めよう」
「OK、で最初は何からやるの?」
「うーん、そうだなぁまずは魔法が何なのかから説明しようかな」
そう言われると刀袮は、手を上にあげ「はい、僕わかります」と口にする。
「はい、じゃあ刀袮君。答えてくれるかな」
「はい、魔法とは、魔力と言うものを自分もしくは他の物や人に媒体させて不思議な事を、おこす力です」
そう言われると、ヤルダバオトは「はい、正解。良くできました」と言い刀袮の頭を撫でる。
「この世界の魔法はいくつかに分類されます。まずは【身体魔法】体に魔力を這わせて、筋力アップなどをしたりするもの。次に【属性魔法】これは火や水、光等をおこします。これには精霊なども関係してくるため詳しい説明は省きます。そして【空想魔法】これは刀袮に馴染み深い言葉だと超能力とかかな。とまぁ大きく分けてこの三つに分類されることが多いでしょう」そしてヤルダバオトは、「まぁ」と続ける。
「まぁ、てから火を出す時点で刀袮から見れば超能力なのかもしれないけどね」
「魔法って言っても結構色々なんだなこれはどれか一個しか使えないのか?」
「いや、そんな事はないよ。魔法職の人で一番多いのが【属性魔法】なんだけど【属性魔法】を使える人は大体【身体魔法】は使えるかよ」
「そうゆうものなのか」
「うん、まぁ魔法を使えない、人でも魔力があるって言ったでしょ、【身体魔法】は魔法職の人も使うけど基本的には戦士職の人が使う場合に言ったりするんだよ。【身体魔法】は魔力量の消費が少ないからね」
「じゃあ、まずは見ててね」
そう言うとヤルダバオトは鞄から石を取り出す。
「今の君なら僕の庇護下にいるからね、これくらいなら簡単に割れるんだけどねぇー」そう言いながらヤルダバオトは石を親指と人差し指で掴んでそのまま割る。
「凄いなぁ。よくそんな細い腕と指でそんな石を」
石と言っても親指と人差し指で収まるような小石だが
刀袮には割れるとは思えなかった。
「今のは親指と人差し指だけに魔力を這わせたんだけど慣れないうちはそんな器用な事ができないんだよ。でもそんな事をしてたら魔力の無駄使いもいいとこだからね。刀袮はこれくらい寝ながら、出来るようになってもらうよ」
「はい、じゃあまずはこれから一時間で自分の魔力を感じ取れるようになってもらうよ。やり方は特にないんだよこれはほんとにその人のセンスとかだからね」
そう言うとヤルダバオトは鞄から砂時計を取り出し反対向きにする。
「はい、ヨーイドン」
「え、えマジですかい」
「うん、マジ」
刀袮は知らなかったこれからおこる鬼特訓を。




