第10話 そして、大きな決意へ
「俺の提示するものはなぁ。ヤルダバオトと俺の命あとお前の楽しいって言う感情だよ」
そうゆうと代理はその整った顔立ちに微苦笑を浮かべながら回答する。
「うーん、交渉としては60点かな。君とヤルダバオトの命は交渉材料にはならないよ。でもその僕の楽しいって言う感情だったかなそれは気になるねぇ」
「俺は詳しいことはよくわからないけど、要するにその【オリジナル】って奴の指定したやつに勝てばいいんだろ。そんなん俺が退治してやるよ」
そうゆうと急に代理は声を出して笑った。
「ハッハッハッ、人間とはつくづく馬鹿だねぇ。きみぃ無知は罪だよ。まぁいいや、君の馬鹿さに免じて許してあげるよ。でもさぁ、何に勝つかわかってるの?」
「さぁ」
刀袮は、正直なところ相手はあらかた予想がついていた。しかし確信は持てなかったのだ。
「相手わね神だよ。それもワールド持ちのね」
ワールドもちつまり、、、持ってないやつもいるってことか、そして持ってるやつは強いのかな?。そこまで思考すると刀袮は代理にもう一つ提案した。
「じゃあ、お前俺になんか能力とかくれよ」
「君ほんとに図々しいね」
「だろ」
「あぁ、でも元々、あげるつもりだったんだよ。君たちは弱いからねぇ。たしか君は№3の地球出身だよね?あそこは今回の【ワールド】の中で、一番弱いんだよ。だから君たち20人には能力を、与えてるんだよ最も今は、君しか生き残っていないだろうけどね」
「そうかよ。まぁそれは願ったりだな」
でもなんでこいつが知ってるんだ?いやそうかこいつが元凶なのか。
「ふふふ、ほんとに面白いね人間は、まぁ後の、詳しい話はヤルダバオトから聞いてね。じゃあね、面白い人間。期待しているよ」
そう代理が言った瞬間視界が真っ黒になり突如の浮遊感その後明らかにヤルダバオトのときよりも早いスピードの後、先程の場所に戻っていた。
するとヤルダバオトは立ち上がり刀袮に頭を下げた。
「刀袮君、ほんと巻き込んでごめんなさい。でも本当にいいの?」
「まぁ日本にいい思いでないしな。」
「とりあえず日本に行こうか。刀袮君の能力確認もしたいし」
そう言ったあと手を下から上に上げる。すると光が現れた弾け消える。
すると日本、に戻ってきた。しかし戻ってきた日本は車は横転し民家から火の手があがり人は死亡していた。
まさに地獄絵図、阿鼻叫喚そんな言葉が似合うほどに。
第一章 完
第二章 異世界編