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4話 魔法と

三話に修正を入れました。確認をお願いします。


その場その場で細かいことは考えて書いているのでこのさきも沢山修正を入れると思います。御手数お掛けしますが宜しくお願いします。

 リベル家宅 庭

 


 次の日。

 今日は魔法の授業だ。なんか知らぬ間に俺のスケジュールが剣、魔法、勉強、休みの順の四日間、ローテーションに決まっていた。昨日の剣の授業のせいでからだ中がバッキバキなので運動系じゃないのは嬉しいが、魔法も魔法で疲れるらしいので少し不安だ。勿論講師は我が母アメ・リベルである。


 「それじゃあ授業を始めるわ。」


 「はい!宜しくお願いします!」


 「じゃあまずはまずは魔法についての基礎知識行くわよ?前に言ったと思うけどなんで魔法がどうゆうモノかわかる?」


 「はい。僕達の体の中には魔道という気管があって、そこでは魔力というモノがめぐっています。その魔力を対価にして発現する普通ではあり得ない現象を魔法と言います。」


 「正解!しっかり覚えていたわね。」


 (まぁ興味がありすぎて困るくらいだからな。)



 「じゃあどうすれば発現するかは言える?」


 「はい!魔法発現の方法は主に魔方陣を使う陣方と詠唱を使う詠方の2つです。使いたい魔法にあった魔方陣を用意してそこに魔力を流し込むのが陣方。使いたい魔法にあった詠唱を声に魔力をのせて唱えるのが詠方ですね。スキルに《詠唱短縮》や《詠唱破棄》、《陣速展開》等があるとも聞いています。」


 (これ何気に「陣」と「迅」をかけてんだよな。神様は駄洒落好きだったのかな?)


 「パーフェクト!素晴らしいわ!スキルのことまで覚えているなんて!生徒が優秀て私、俄然やる気が出てきたわ!」


 「ゑ?」


 それから昼までただひたすら魔法についての座学を学んでいくことになるのだった…。


 (授業始まってからそこまでたってないのにギア上げないで!?)


 そして俺の頭は音速でパンクするのだった。











 ここで少し俺の母、アメ・リベルについて話そう。アメは昔、冒険者をしていた。


 (冒険者ってのはギルドの依頼を受けて雑用したり護衛したりする職業?だな。よくあるやつだ。)


 アメは冒険者のなかでも結構上位の存在で国からも懇意にされていたらしい。なんでも、凄腕の風魔法使いなんだとか。だから国からの依頼も多く、華麗にだが、無情に敵を倒すその姿は人々の憧れの的だったらしい。


 (ちなみにに二つ名は冷徹な風使いだったらしい。………ギルドのネーミングセンスがうかがえるな。)


 俺の父、ハル・リベルもその一人である日ハルとアメが同じ仕事を受けていた時にハルが玉砕覚悟でプロポーズすると意外にもokを貰えたらしい。


 (両親の馴れ初めは父に聞いたのだが「okを貰えたとき開いた口がプロポーズした形のまましばらく塞がらなかったらしかったが、そこに母がキスしてきて口が塞がった」と言われたのであとでこっそり殴ってやった。………ああ思い出しただけで口から砂糖がっ!おろろろろらろ………)







 「じゃあ午後の授業を始めるわ。」


 「はい………宜しくお願いします。」


 「なに?元気ないわね。」


 「いえ、午前の授業の内容で頭が一杯で………」


 「今からの授業はもっと覚えてもらうわよ?」


 「デジャブ!」


 


 「私たちの戦いかたや職業はスキル次第で決まるってのは知ってるわよね?」


 「はい、例えば父さんは《武芸百般》のスキルを持っているのでいろんな武器での近接戦を主とした戦士、母さんは《風魔法 lv max》を持っているので風の魔法使い。こんな風ですね。持っていないスキルにあった戦いかたをすると上手く立ち回れないとも聞いています。」


 「うん。そうね。だけど魔法に関しては例外があるのよ。」


 「そうなんですか?」


 「そう。魔法に関して言えば五属性、つまり火、水、風、光、闇のlvⅠ魔法と生活魔法は誰でも使えるのよ。」


 「そうなんですか。」


 「まぁ人によって魔力の量が違うから使えるって言えるかどうかは微妙なところだけどね。で、今日はさっきいった五属性のlvⅠ魔法と生活魔法の中の清掃(クリーン)灯火(ライト)飲み水(ウォーター)を覚えてもらうわ。」


 「はい、わかりました。」


 「じゃあまずは火属性のlvⅠ魔法、火の玉(ファイアーボール)をやってもらうわ。この魔法は鍵言葉だけで発動するから、最初はなにも考えないでやってみて。」


 「なにも考えずに………?はいわかりました。」


 「【火の玉(ファイアーボール)】」


 (なにもでない?)


 「じゃあ次は火の玉(ファイアーボール)が自分の手からでるって想像しながらやってみて。」


 (火の玉(ファイアーボール)が手から出ることを想像しながら………)


 「【火の玉(ファイアーボール)】、出た!」


 「成功ね。こんな風に魔法は想像しながらじゃないと発現させることすらできない。だから、想像の術何て呼ばれたりもするわ。ただ想像さえすればかってに声に魔力が乗るから陣方よりは楽ね。それに創造力と、スキル次第では、【風よ纏わりつけ】」


 母さんはそう言いながら腕を前につき出す。すると母さんの腕が風を纏い始めた。結構強い風で所謂鎌鼬のようなものまで発生しているが母さんの腕には傷一つつかない。


 (すげぇ………!)


 「こんな風に変幻自在に使えたりもするのよ。」


 「凄いですね。」


 「そうでしょ?そうでしょ!?」


 母さんはそう言いながら胸を張った。


 「じゃあさっきと同じようにほかの魔法も出来るようにしよっか。」


 「はい!」


 こうして俺は他四つのlvⅠ魔法、水の水の玉(ウォーターボール)、風の風の玉(ウインドボール)、光の光の玉(シャイニングボール)、闇の、闇の玉(ダークボール)。そして生活魔法の清掃(クリーン)灯火(ライト)飲み水(ウォーター)を覚えた。








 リベル家宅 アカツキの部屋



 「昨日も楽しかったが今日はもっとたのしかっかな。」


 二次元のなかでしか見たことのなかった魔法を使ったんだから当たり前だろう。俺はそう思いながらベットに入った。


 『影の王との親和性が20%になりました。ステータスアップのギフトを渡します。』


 (またこの声か………なんなんだろう………この…声……は………)


 俺は意識を手放した。

魔法名のセンスはなにも言わないで下さい・・・・・・・・


ざっくり説明シリーズ


陣方

その名の通り魔方陣を使って発動する魔法。スキルが必要なく、魔方陣の知識と魔力があれば使うことができるが、基本的に魔法系スキルを持っていないものは魔力がなく、また魔法系スキルを持っているものはそのスキルを極めることを最優先にするため、陣方はほとんど使われていない。しかも陣速展開を有するものは非常に少ないので本当に使われていない。とても不憫。

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