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恋愛にならなかった私たち

作者: 大阪セブン

第1章

高校三年生

文系クラスの

私たちは

比較的

のんびりしていた

あなたは中でも

共通一次がよかって担任からも

もう私学は受けなくていいんちゃうとまで言われていた。国立と公立を試験日違うところ二校受けて第一志望合格してクラス一の出世頭になったけど

あなたの頭の中にはふられた女子のことばかりで、

私は元気つける

よい友だちとして

卒業式を迎えましたね。

あなたは大学五年通い、

大学で出会った彼女と結婚して二人の娘さんに恵まれ、

私は

置き去りになったまま。

だけど、

同窓会で再会して

二人で食事に行けました。

恋愛していたら

行けなかったでしょうね。だから良い友だちでいて良かった。あなたは私をベストフレンドと呼んでくれる友達たくさんいたあなたがそう呼んでくれるのは嬉しいし誇りに思える。それきり会っていないけどあなたから高校のときは悪かったなと言われ

俺がいたから君の恋愛の邪魔していなかったかなと。私はあなたしかそういう対象はいなかったので大丈夫ですよ。今からでも遅くないなら

告白するよだけど告白させるくらいの勢いでいかないとね。あなたから告白させるくらいに なるには今現在の私を認めてもらわないとね。まあまあ自信あるんやで。彼氏いないまま今に至ったのはプラス材料だよね。あなたと比べてしまって いいと思える人を見出せなかった。あなたから告白してもらわないと私の高校時代を閉じることができない私をわからないのは鈍感よね。そんなあなたに友だちが私に指輪プレゼントしてあげたらと言ってくれたけどあなたはふられた彼女のことばかり考えて

私に振り向いてくれなかったのね。スルーされてしまった。今考えるとどうしてあの子だったのか不思議なんだよ。顔だったのね。まあかわいいけど私ほどあなたと深く話した女子はいなかったと思うんだけど、そういうものをあなたは求めていなかったのかな?だけど、だとしたらあんなに深く話したりしなかったよね。二人とも、あれが必要だったからと今はわかる。私から好きと言えば良かったのかな?そうしたらもう友だちでいられなくなるのが怖かった。私は馬鹿だったのね。そういうことこそあなたに相談すべきだったのにね。そうしたら良かったと今は本当に思う。

あなたの奥様は写真でしか知らないけど、わかるは、あの子と通じる感じがあるんや。あなたは気づいていましたか? 一年で同じクラスだったらとっくに好きと言っていたと思うんだけど、仕方ないよね。違うんだから。あなたが何度も一年の居残り勉強の話をしたよね。私は聞くたび悔しくて、なぜそこに私はいなかったのと思うばかりでしたけどもし一年で好きと言っていたら三年でのあの友だちにはなれなかったでしょう?

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