卒業
その漢字二文字に
どれほどの思いと涙が
つまっているんだろう
別れと
未来への希望
思い出と
果たせなかったことや
言えなかったこと
後悔 感謝
その他沢山の思い
人それぞれにきっと
沢山の思いを抱えて
それぞれの道を歩んでいく
ありがとう
私という人間にかかわってくれた
全ての人達へ
心配もかけた
苦労もかけた
色々 迷惑だったに違いない
今 あふれてくる様々な思い
入り混じって言葉にならない
ありがとう
私という人間に出逢ってくれて
こんにちは。葵枝燕です。
『卒業』のご高覧、ありがとうございます。
この詩は、今から七年前——まだ中学生だった私が、中学校の卒業式の日に書いたものです。あらためて読み返したら、まぁ……稚拙な文章でございましたよ。そこが、コドモらしくてよかったのかもしれませんが。今より、言葉を飾ることはしていないはずですから。
本当は付け足すことはしたくなかったのですが、原文のままだと投稿のために必要な文字数に満たなかったため、一部加筆を行ないました。
そして実をいうと、あの卒業式の日——つまり、七年前にこの詩を書いた日に、この詩を投稿しようと思っていました。それが過ぎてしまったため、それなら自分の卒業式の日にしよう——と思ったら、その日は卒業式やら謝恩会やらで一日中バタバタしてまして……。まだ卒業式終わってない方もいるはず!、なんて思いと、今日卒業式だった知り合いがいたこともあって、今回の投稿に踏み切りました。
最後に。
未来が決まっている人、まだ決まっていない人——色々だと思いますが、卒業を迎えた、新たな道へと進む全ての人へ。
ご卒業、おめでとうございます!