表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わったならまた始めればいいじゃないか  作者: 朝倉新五郎
最強を目指して
6/105

6話 剣と魔法の世界2

「何をにやけておる!」最初の女性剣士が剣の鞘で突いてきた


「これこれ、待ちなさい。その驚きようは本物と見たが。これはどうかね?」

おっさんが自分の剣を抜きオサムに近寄ってきた。


「け、剣はみたことはあります、槍や楯や甲冑も知ってます」



「そうではない、これだ」と言い、氷に包まれた木に向かって剣を振った

『そんなに遠くからじゃ届かねーだろ、力自慢か?このおっさん』と考えていた時に


木と氷が斜めに斬れ、滑り落ちた。


「剣士が使えるのは風の剣撃だけでな、しかし切れ味は見ての通りだ」


「すっげぇ・・・魔剣ってやつですか?それは」

『また言っちまった、RPG慣れしすぎてるな俺』



「魔剣?あぁ、一部の剣士は携えているが、これは剣技だ。才能は必要だが」



「剣技でそんなこと出来るんですか?俺のやってたゲームでは無かったな」

『ドツボだ。ゲームって言って通用するわけがねぇよ』



「ゲーム?剣闘か?1000年も前の残虐な娯楽だが、今の時代にそんなものはない」

おっさんは少し気に入らなかったようだ。



「そもそもお前は異世界から来たと言っていたな?精霊界や神の世界が有るのは知っている」

そして、腰の袋から何かを取り出してみせた。



「それ、拳銃ですね?」オサムが言うと



「知っているのか?使い方は?」と訊かれた


「触っても?」と聞き「構わん、使い方がわからんのでな」と手渡された。


「これは、こう持って、この引き金を引きます」

カチンと音がして撃鉄が空の薬莢を叩いた。

「えーと・・・ここかな?操作してシリンダーをスイングアウトさせた。」


「これが銃というものです、一番小型ですが。弾丸を火薬で発射します、これはもう弾丸を使いきっていますね。」


「ふむふむ、オサムの世界では一般的な武器なのか?」と訊かれ

「俺の住む日本では政府機関の一部の人間や軍が持つだけです。ただ、アメリカでは大勢が持っています」

『銃事情には詳しくないけど大体そんなもんだろう』とオサムは考えた


「アメリカか、軍事力を誇るだけ有る。一般の民草まで武器を持っているとは」

『そういえばこのおっさんなんて名前なんだ?呼びづらいよな』


「すいません、お名前をうかがっても?」オサムが言うと



「おぉ、自己紹介がまだだったな。ルーハン・フルグリフ伯爵と覚えておいてくれ、

お前はアキバ・オサムだったな。この拳銃とやらの事を知っているということは、


アキバ・オサム。お前はこの世界の人間ではないと証明出来たことになる」


『やっと信じてもらえたか、それにしても剣と魔法の世界ね。危険な世界ってことか』

オサムは「信じてもらえたでしょうか?ところで俺の身はどうなりますか?」

『ここで斬首とは言わないだろう、生きるのに苦労しそうだけどな』


それに答えてフルグリフ伯爵は

「疑いは晴れたが、一人ではどうもできんだろう?しばらく我が軍に居れば良い、雑務はしてもらうが」


放り出されると考えていたが、予想外に良い状況になった

「ありがとうございます、一人では心細いので助かります。」

と安堵した。



『けど剣も魔法も使えない俺ってどうなるんだろう?』

オサムは流石に不安を感じた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ