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終わったならまた始めればいいじゃないか  作者: 朝倉新五郎
最強を目指して
45/105

45話 最強の騎士

 オサムは廃ゲーマーだ。アニメオタクでマンガオタクでもあるが。

 そういう人間がLv98という中途半端なことで気が収まるはずがない。


 目が覚めてまずは集めたレアアイテムをクローゼット内に設置してある大型のマジックバッグに移し替えた。

 シルバードラゴンとゴールドドラゴンの鱗と角、他にミノタウロスの鎚や他のレアアイテムをバッグに入れた。


 リジェネリターンの魔石のペンダントは砕けると思っていたのだが、その様子はない。

 恐らく数回使えるアイテムなのだろう。クリスタルドラゴンの再生力を考えると納得出来る。


 リムルは既に起きており、侍女服に着替え屋敷の中でエリスに指導をしているようだった。

 

 オサムは

 「リムルー、エリスー」と呼び、二人に少し早い朝食を用意するように言った。

 『そろそろエリスも侍女として扱わないとな』とリムルだけに任せないようにしよう。



 早めの朝食を一人で平らげ、アレシャルの塔に行ったときと同じ装備をし、出かけることにした。


 リムルが「え!?どこか行かれるんですか?」とオサムの姿を見て尋ねてきたので

 

 「ビーツのところに用事があるんで、ちょっと行ってくる。

その後にやることがあるけど夕方までには帰るよ」と言ってオサムは出かけた。


 

 ビーツの鍛冶屋に着き

 「ビーツは居るか?」と言うと

 「はい、エリトール様」と出てきた。


 ビーツはオサムの姿を見て「こんな朝から冒険ですか?で、御用は?」と訊いてきた

 「秘密で作って欲しいものがある、婚礼用の指輪だ。9号と20号セットで2組作ってくれ」

 と言って、ドラゴンの鱗と角、それにミノタウロスの鎚をカウンターに置いた。


 ビーツは

 「こ、これは・・・シルバードラゴンとゴールドドラゴン・・・の?」

 震える手で触り「エリトール様、貴方は一体?」と言葉に詰まった。


 オサムは、ふふっと笑い

 「作れるか?ビーツなら可能だろう?」と言った。


 「あと、これらのアイテムを使って」とカウンターにレアアイテムをどんどんと置いていき

 「5つ目の黒い鎧と強力な楯を作ってくれ。デザインはこれで」と数枚の紙を渡した。

 

 「これだけの素材があればとてつもない甲冑や楯が作れます。わかりました」

 とビーツは言った。


 「指輪を優先でな、9号2つと20号2つだ、シルバーゴールドを一組、薄い色のゴールドを一組だ」

 オサムがそう言うと

 「気張って作ります。3日で作り上げますので」とビーツは答えた。


 「素材が余るだろうからペンダントも3つ作っておいてくれ」

 「ではよろしく頼む。」とオサムはビーツの店を出た。


 

 城外へ出て少し歩いた場所でオサムは”ペガサスの呼び笛”を使い、ペガサスを召喚した。

 空からペガサスが降りてきて、オサムはそれに騎乗し、アレシャルの塔まで飛んだ。

 流石に早い、30分もかからず到着した。


 オサムはペガサスを撫で、空へと帰した。


 「さて、完ストすっか。」と塔に入っていった。

 「20階層まで行けば99になるだろう」

 とマールドライヴを最初から装備して斬り込んで行った。

 「流石にまだ誰も居ないか。」と言いながらどんどん倒し降りていった。


 「レベルは・・・」と自分のステータスを見ると20階層ではまだ足りない。


 オサムは「ブラスドラゴン位まで倒さねーと無理っぽいなこりゃ」

 と呟き、ミノタウロス、メデューサ、ゴーレム、ペガサス、グレイトジャイアントと倒し

 ホルドック、ストーンデビル、ダークオネス、ブラッドハウンドキングを倒した時に

 レベルが99になった。


 「ついでだし、ブラスドラゴンも倒しておくか」簡単に言うと

 30階層まで降りて倒した。その階のワープポータルで地上へ戻った。

 塔から出てペガサスを呼び、街の外まで戻った。


 その脚で換金所に向かうと、取ってきた晶石を出し換金した。

 1万9500枚だった。

 「では銀貨3万枚を出してくれ。」と言って受け取り「転職したいのだが?」と訊くと

 「えーと、エリトール様は既に騎士でして・・・」とじっと見られると

 「き、騎士レベル99・・・」と受付嬢は絶句した。


 「そ、それではあちらの転職カウンターへ」と言われ、銀貨の革袋をマジックバッグに入れてそのカウンターへ向かった。

 

 「騎士から転職したい。」と伝えると


 「レベル・・・99ですね?ロードナイトかドラグーンですが、初めてです。」と言われ

 「ロードナイトで良い。頼む」とオサムが言い

 「ではあちらの部屋に入り儀式を」と言われて見た扉は騎士になった時に入った扉だ。

 


 儀式を済ませ、オサムはロードナイトとなった。



 オサムはビーツの鍛冶屋に向かった。


 「ビーツ!居るか?」と言うと「はい、エリトール様」とビーツが出てきた。


 「さっきロードナイトに転職した。ロードナイト用の装備を頼む。」

 と銀貨3万枚と今日取ってきたレアアイテムを全て渡した。


 「ロードナイト・・・」とビーツは考えていたが「わかりました」と答えた。


 「初めてになりますんで、少々期間を頂きますが。」と言われ

 オサムは

 「かまわんよ、今の装備でも十分戦えるのでな、では頼んだ」

 と言うとオサムは店を出て、屋敷に戻った。



 「帰ったよ」と屋敷に入ると

 「おかえりなさいませ、お館様。」とハロルドが出迎えてくれた。

 

 「リムルは?」と訊くと「今はお館様の部屋に」と言われたので自分の部屋へ戻った。


 「あ、おかえりなさい、ご主人様」とリムルは気付き

 「今日は早いお帰りですね?どちらに?」と訊かれ

 

 「ちょっとアレシャルの塔に。あとはビーツの店と換金所だな」

 オサムは淡々と答えたのでその事の重大さにリムルは気付かず

 「そうですか、お疲れ様です。」ニコリと笑った。


 オサムは甲冑を脱ぎ、無造作にクローゼットに仕舞った。

 

 まだ昼の3時頃だが、部屋着に着替えてベッドに寝転んだ。


 ステータスを見ると

 ロードナイトLv1 HP14852となっていた。

 「レベル99の騎士よりステータスが高くなるのか」と呟きステータスを閉じた


 「リムルー、添い寝してくれる?そのままで良いから」とオサムが言うと

 リムルはベッドに入ってきた


 「少しの間休ませてね。」とオサムは仮眠を取った。

 リムルはオサムの横でいつまでも寝顔を見ていた。

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