第8話 終わり
オサムは束の間の”本当の人生”を楽しんだ。
従者であるクイード達8人もインペリアルセイヴァーとなり、以前と同様に楽しんでいた。
歴史はオサムの行動により少しは変わったが、それぞれの伴侶は以前と同じだった。
楽しい日々はすぐに過ぎる。過去の記憶からオサムは知っていたが、敢えて前回同様に振る舞った。
オサムとリムルは年を取らない。死ぬこともない。
リムルやロレーヌとの間に息子や娘達も出来た。
リムルとの間に産まれた子供は神となるのかと考えていたが”Gods”ではなかった。
オサムはグレイス帝国を中心とする各王国から移民を募り他の大陸の開発も行った。
徐々に世界は出来上がり、戦のない世界で人々は幸福に暮らした。
オサムとリムルは神聖視され、グレイス王国は世界の中心となっていった。
オサムの息子や娘、孫達は各国の第一王位継承者と次々に結ばれていった。
この結果、全ての王国はグレイス王国に属するようになり、オサムは「星帝」と呼ばれるようになった。
グレイス王国はオサムが王位に付いたままだったが
グレイス帝国やロムドール大陸にある国家はグレイス王国に属する12の王国に整理され直系の息子達に受け継がれていった。
他の大陸にも国家が出来上がり、世界には50程の王国が出来ていた。
オサムは各地のダンジョンを一箇所に集め、その周囲に何重にも壁を作り誰も入れぬようにした。
これは神の力を使って行った。
そして1000年が過ぎた。
文明はオサムの元々居た世界を遥かに超え、魔法の力により世界は維持された。
1000歳を超えるオサムとリムルは相変わらず若いままに世界に君臨した。
全てを超越した二人は穏やかに自分達の作った世界を眺め続けた。
もう終わりは来ない、いつまでもずっと。
これにて完了とします。
次回作は同じく異世界転移物を1月中旬から書き始めますのでよろしくお願いします。




