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終わったならまた始めればいいじゃないか  作者: 朝倉新五郎
最強を目指して
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10話 ダンジョン発見

流石に革鎧とは言えコレだけの重量を持って歩くと疲れる。

かと言って進軍は止まらない。


『疲れたなんて言えないしなぁどうしようかなぁ』と考えていた時


「全軍小休止!」と号令がかかった


「助かったぁ~」オサムはつい口が滑った。



しかし、誰も聞いていなかった。



「目的地まであと4時間だ。日が暮れてからの移動は避けたい。30分の休息の後、出発する。


『たすかる~~軽装歩兵でこんなに疲れるのかよ、重装歩兵だとどうなるんだよコレ』

馬車の車輪に背凭れてオサムが考えていると


「アキバ・オサム!閣下がお呼びだ、こっちへ来い!」

『まじっすか、疲れが取れねぇー』などと思いながら少し歩き

「秋葉オサムです~・・・あの、何か御用でしょうか?」と出来るだけ元気に答えた



フルグリフ伯爵が

「まあ座れ、水筒を渡し忘れていた、これだ。」と革製の水筒を差し出し

「喉が渇いただろう?先ずは飲め。」と小さな樽に取っ手の付いたジョッキを差し出された。

『これ、アニメでよく見るやつじゃんかよ、もう衝撃の連続なんですけど?』

オサムは考えながら飲み干した



「それで、オサムよお前は、剣が振れんな?ダンジョンは危険が多い

とは言え、今回の規模で入ればほぼ安全だ。だが、お前は私の傍から離れるな。

我が軍の精鋭10人が私と共にお前も守る。」


「わかりました、ありがとうございます」

『安全確保か、ありがたいが外で待機とかはナシかよ』オサムは当惑しつつも受け入れた。


「30分ゆっくりしておけ、あと4時間は掛かる。」


『どこまで遠くまで行ってんだよ、遭難者はもぅ』

「4時間ですか、随分と遠くまで行くんですね。」


「そうだな、今回は我が領土の端に当たる土地で発見されたダンジョンだからな」



その日4時間掛けてたっぷりと歩き、たどり着いたのはやはりダンジョンだったが

オサムは

『なんか思ってたのとかなり違うんですけどー!』


そのダンジョンは洞窟ではなくそそり立つピラミッドだった。

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