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プロローグ

最初の作品の息抜き気分でちょっとやってみたいことが出来たので・・ハイ!やっちゃいました!てへぺろ(・ω<)


並行して書いていこうかと思いますので生温かく見ていただけると助かります。

 私、高鳥ミナトの朝は早い。


 朝5時、新聞配達に向かう早起きするのは大変だけど朝の澄んだ空気って気持ちがいいから好き、それが私の原動力。


 帰りに余った新聞を貰えて家では新聞を取らずに済むし何よりコンビニで買うとの違い、ちゃんと折込チラシが付いている(←ここ重要! )


月2千円ほどの出費を食費に回せることがどれだけ嬉しいことか......


 帰り道は商店街を通って開店準備をしている人達に挨拶をしていく


『これはとても大事!』


 お店の常連かつ顔見知りとなれば色々とおまけしてもらえるからだ。


「ミナトちゃん、売り物にならない野菜あるけど持ってくかい?」


「ありがとうございます! 助かります!」


 今日も八百屋のおじさんに形の悪い野菜を貰いました、これで家の食卓におかずをもう一品追加できる。


 本当にいつもありがとう、八百屋のおじさん!



なんかさっきから惨めな話ばかりしてるなぁ~っと感じている皆さんは薄々(!?)お気づきかと思いますが



そうです! 私の家はすっごい貧乏なんです!!


母と私、小学生の兄妹2人の4人家族

母ひとりの稼ぎでは暮らしていける訳もなく、私も中学生の時から新聞配達をして母と一緒に家計を支えている。

 父は......正直私もよく知らない、死んでしまったのか?家を出て行ってしまったのか? 私が物心がついた頃にはもういなかったと思う・・多分。


 「お金はないけど愛はあるよ!」

みたいな綺麗事に分類されてしまう家庭環境で育った私は、中学を卒業したら就職するつもりだったけど


「働くことはもう少し後でもできるから、今は学ぶことを優先しなさい」そう母に諭され高校を受験した。


母の負担を考えて、奨学金制度が設けられていることは第1前提で、バスや電車など使わず家から自転車通える距離でなければならない。


すべての条件を満たした学校は進学校として有名な私立の高校でした。


 偏差値も高く普通は有名な大学へ進学を希望してる人達が受けるような学校で、私の学力ではギリギリっといった所だったけどなんとか合格することができた。


 私が合格したことで先を見据えてこの高校に入りたかった人が1人溢れてしまったことは本当に悪いと思っている。


私が学生で入れるのは多分ココ(高校)までだから......



 奨学金制度のおかげで学費は免除となったものの生活が楽になるわけではない、アルバイトをしながら合間で勉強をするそれだけに日々の時間を費やしてしまったことで友達と呼べる人は1人もできなかった。


 放課後はアルバイトがあるとか家事があるからと誰からの誘いも受けなかったのだから当然だろうな。


 「付き合いの悪い奴」とか皆から思われて、「気を利かしたフリ」のお誘いさえなくなってしまった。


 出来るなら私だって普通の高校生の生活というものをしてみたかった、友情とか青春とか......。



そんな高校生活も2年目に入ったある日。


 卒業するまで変わることはないと思っていた私の高校生活は突然やってきた王子様によって翻弄されていくとは誰が想像できただろうか?



話の終わり方がアレだったのでプロローグとしましたが、本当はこの書き方をしたくなかったですが仕方ないです。

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