8
はい、ようやく8話です
10話ぐらいでやろうとこのノリで言おうと思いましたがネタが無くて……
補佐を探してこいという指令の元に僕は補佐を探す事にする
それにしても…… 何を基準に探せばいいのだろうね?
強さ?
ダメだ…… 全員弱そうに見える(本人は無意識だが自分と比べると見劣りするのが原因)
それならルックス
目の前を調べた
前はオッサンばかり
いや…… よく探すんだ
前がダメなら横を探せ、きっと美人な方だって…
ドンッ
余所見をしながら歩いていると誰かにぶつかった
「あっ、すいません」
僕は基本的には紳士である
口調をくだけさせながら話すのは単に相手が知り合い(及び礼儀必要なしと判断した)だからだ
「いたた、前見て歩きなさいよ。ってあなたはレイド」
うーん…… どっかで見たことあるような気がする
誰だったかな……
「魔王就任おめでとう。私が魔王がなれなかったのは残念だけど、あなたも大志を抱いて魔王になったのだから心から祝福できるわ」
それにしても綺麗だなぁ
ムサイ男共を補佐にするより絶対にこの子みたいな方を補佐にするほうが魔王人生バラ色だろう
「よしっ決めた、君…… 僕の補佐にならない?」
「……私でいいの?私より強い人は他にもいると思うんだけど?」
つまらないことを
「君だからだよ、君とならきっと(美人と一緒なので楽しく)魔王をやっていけるから」
「……分かりました。私でよろしいのなら、不肖アリス喜んで魔王の補佐をやらせていただきます」
ああ…… 審査の前にあった少女か、とこの時になって気づいた
そろそろ過去の回想が終わりそうです