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魔王の法則  作者: ネック
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 さて……


 何故面が割れてしまったのだろうか?


 僕の完璧な計画では周りの魔族に顔を気取らせるような失態はなかったはず、おそらくは相当な使い手が周りにいたのだろう






















 《イフリート氏の証言によると死体が蘇り、火山を荒らしていったと証言しております。魔界警察は魔王レイド氏の肉体に悪霊の魂が入り込んだのではないかという線で捜査をしている模様です》



















 イフリートーーーーーーーーーーーーー


 野郎、僕の情報を漏らしやがったのか


 こうなるなら記憶喪失の魔法とかを使っとけばよかった……


 僕は得意じゃないから瞬間の記憶といわず過去に堆積した記憶1年分ほどふっとばしちゃうけど







 どうしよう……


 魔界の住人の実に54%が読んでいるといわれる新聞である(残りの46%中40%ほどはそもそも字が読めない魔物、赤子などなので除いてもいいと思う)




 《レイド氏の副官であった某氏は彼は優しいからそのようなことをするはずがないという主張からも非常に良き魔王であったということが伺われます》




 ごめんなさい…… やったのは正真正銘僕です




 《城の兵士達はレイド氏を貶める悪霊を倒すために現在氏の身柄を探しているようです》









 当分魔界に帰れないかもしれない


 


 


 はぁ…… 人間界に逝こう


 あそこも危険といえば危険だけど、魔族を相手にするよりはましだろう

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